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次代を創る「スマートビル・スマートシティ」:その12「6. コロナ対策が進むスマートビル」


6. コロナ対策が進むスマートビル

 コロナ禍はビルのありようを大きく変えた。
 それまではテナント側から、オフィスのありようを検討していたが、オーナー自ら、ビルの安全性をワーカーに示し、コロナ対策が進んだビルとしての証明を求められることとなった。

オフィスビルにおけるコロナ対策の事例

1.エントランスからオフィス入口までの非接触化

エントランス~セキュリティゲート~EV~オフィスフロアまでの移動においてドアノブ・EVボタンなど極力非接触対応を図る。

2.内装材への抗菌・抗ウイルス機能製品の採用

床・壁・天井のほか、特に手すり(廊下・階段・エスカレーター等)、ドアノブ、トイレブース、テーブル(食堂・会議室等)など、接触が不可避な箇所への抗菌・抗ウイルス機能の加工もしくは建材等を採用する。

3.館内感染者の把握・入館コントロール

セキュリティゲートにおいて自動検温設備による感染者の識別・入館コントロールを実施し、館内感染が広がらないようにする。

4.必要換気量の確保、空間除菌

空気感染・飛沫感染防止のための十分な換気量の確保、空気清浄設備による空間除菌等を行う。

5.三密の回避

専有部のほか、店舗、食堂、会議室、オフィスサポート、トイレ、EVなど共用部の過密状況の見える化、アプリによる情報提供等を行う。

オフィスビルにおけるコロナ対策の個別適用事例

1.エントランスからオフィス入口までの非接触化

エントランス~セキュリティゲート~EV~オフィスフロアまでの移動においてドアノブ・EVボタンなど極力非接触対応を図る。

2.内装材への抗菌・抗ウイルス機能製品の採用

床・壁・天井のほか、特に手すり(廊下・階段・エスカレーター等)、ドアノブ、トイレブース、テーブル(食堂・会議室等)など、接触が不可避な箇所への抗菌・抗ウイルス機能の建材等を採用する。

3.館内感染者の把握・入館コントロール

セキュリティゲートにおいて自動検温設備による感染者の識別・入館コントロールを実施し、館内感染が広がらないようにする。

4.必要換気量の確保、空間除菌

空気感染・飛沫感染防止のための十分な換気量の確保、空気清浄設備による空間除菌等を行う。

5.三密の回避

専有部のほか、店舗、食堂、会議室、オフィスサポート、トイレ、EVなど共用部の過密状況の見える化、アプリによる情報提供等を行う。


図 50 コロナ対策で進むオフィスの「スマートビル」化

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