毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年1月10日
【本日の独り言】
おはようございます。
減量期ということもありますが、今一度自分の習慣を見直すために朝起きたら「記事を書く前に」「携帯電話を開く前に」散歩を始めてみます。
果たして何日続くのか、とりあえず雨が降るまでかな。
【金融ニュース】
米連邦準備制度理事会(FRB)の2人の高官が金利は5%を超える可能性があると示唆した直後、株価の上昇は弱まり、スワップ市場では5%を下回るピークに賭けるトレーダーが現れました。
サンフランシスコ連銀のメアリー・デイリー総裁が、中央銀行が金利を5%超まで引き上げるとの見通しを示した後、S&P500は重要な3,900ドルの水準をわずかに維持したものの、約1.5%に達する上昇幅を縮小した。また、アトランタのラファエル・ボスティック総裁は、政策立案者は第2四半期初頭までに5%を超える利上げを行い、その後「長い間」保留にすべきと指摘した。
モルガン・スタンレーからE*Tradeのクリス・ラーキン氏は、「金利が高止まりする可能性と景気減速の可能性に加え、インフレ鈍化が引き起こす強気は、まだ高い株価バリュエーションと楽観的すぎる業績期待によって相殺されるかもしれない。トレーダーは今週、2023年の収益とインフレのデータを初めて見る準備をするので、短期と長期の取引は不安定になる可能性がある 」と述べた。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■米国シンクタンクによる台湾侵攻ゲームで、中国が早々に敗退することが判明
・ワシントンのシンクタンクが月曜日に発表した大規模な戦争ゲームの結果によると、中国が台湾に侵攻したと仮定した場合、台湾の民衆とアメリカ海軍によって「素早く発見」され、高い損害を被る。
「中国の大規模な砲撃にもかかわらず、台湾の地上軍は上陸地点まで移動し、侵略者は物資の補給と内陸部への移動に苦労する。アメリカの潜水艦、爆撃機、戦闘機は、しばしば日本の自衛隊によって補強され、中国の水陸両用艦隊を急速に麻痺させる」と、戦略国際問題研究所は最もありそうなシナリオで結論づけた。
・「そんなシナリオ通りにいくのか」という疑問が頭の中をモヤモヤ。中国の戦力を見誤っている可能性はないのだろうか?例えば、圧倒的物量でこられたら流石に自衛隊の補給があったとしても間に合わないって可能性は?
一般の私たちには理解し得ない情報量に基づいて判断しているのだと信じているものの、やっぱり最後に願うのは平和的な解決です。
■マクロン大統領と岸田外相、インド太平洋地域における協力関係の強化を誓う
・フランスのエマニュエル・マクロン大統領と日本の岸田文雄首相は、中国と北朝鮮に対する共通の懸念の中で、インド太平洋地域での協力を強化することを約束した。
パリで記者会見したマクロン大統領と岸田首相は、協力を強化できる分野として、安全保障を含む課題を強調した。両首脳は、新たな合同軍事演習や、日本がフランスのニューカレドニア諸島に領事館を設置したことに注目し、インド太平洋地域における協力関係を深化させることを表明した。
・フランスがニューカレドニアに対して”価値”を感じているのだとよくわかるエピソードであると同時に、中国が太平洋地域の国々にそれほどまでにプレッシャーをかけているんだということもよくわかります。文字通り覇権を握りたいという信念が伺えるようです。
■マンU、リヴァプール、スパーズがカタールファンドの買収ターゲットになる可能性
・マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールFC、あるいはトッテナム・ホットスパーといったイングランドのプレミアリーグのトップクラブが、史上最高額のワールドカップ開催で勢いに乗る中東の国、カタールの標的とされているようだ。
カタール・スポーツ・インベストメンツ(QSI)のナセル・アル・ケライフィ会長は最近、トッテナム・ホットスパーのダニエル・レヴィ会長と、ロンドンに本拠を置くクラブの株式購入の可能性について話をしたと、この会合を知る関係者は述べている。QSIはまた、完全買収か、マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールFCなどのライバルの株式の取得の両方を検討していると、この人物は付け加えた。
・侵略と強奪の末作り上げた大英博物館の展示品も元あった国返却するということが先日報道されました。以前にはジャガーが元々植民地であったインドのTataに買われ、フットボールの祖国であるイギリスのクラブがどんどんと諸外国に買われていく。小さな島国が世界を席巻し一時代を築いたのちに、買収されていく様はどこか他人事ではないようなそんな印象を受けます。
【最後に】
見渡せばそんな記事が多く掲載されていることもあり、気がついたら今日の記事は買収とか侵略とかそんな記事ばかりを取り上げていました。時代が大きく変わる転換点なのかもしれないな、とそれっぽくまとめてみます。
今日も素敵な1日をお過ごしください。