Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #42「SMOKING KID」

SMOKING KID

2013年PR部門作品
Brand:THAI HEALTH PROMOTION FOUNDATION(タイ健康振興財団)

概要

背景・目的:無料電話相談窓口「1600 Quitline」を設置し、喫煙習慣をやめたい人の支援をしてきたが、相談件数は月に7千件程度とタイの喫煙者人口の約0.05%に過ぎなかった。ストレートな広告で相談窓口への連絡を呼び掛けても、人々には届かない。

アイデア:
・タバコを吸っている人のもとに、子供が「火貸してくれませんか?」と近づく
・タバコの有害性を説く大人に対して、「じゃあなぜあなたは吸っているの?」と子供に逆質問させる
・喫煙相談ホットラインの電話番号が書かれた紙を渡す
・これら一連の様子をネットに公開

効果:
・公開から10日間で500万回再生
・国内のみならず30カ国のメディアで報道
・公開翌月「1600 Quitline」への相談件数はそれまでの平均より62%も増加

感想

・自分で言わせるっていうのはとても効果があるし、絶対正義の子供相手に「じゃあなんであなたは吸っているの」なんて言われたら考えざるを得ない

抽象化

◎子供に言わせる
◎潜在意識を具体化する

<思い出し企画>

参照


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