Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #7「Like a Girl」

Like a Girl

2015年PR部門グランプリ作品
CL:P&G「Always」
Agency :Leo Burnett Chicago

概要

目的:思春期に入って自分への自信を失った女性が多く、またほとんどの人が「女の子らしく」という言葉に好意的な印象を持っていなかった。
そうした状況に対して「女の子らしく」いることをポジティブに捉えられるような発信をすること

アイデア:年齢別・性別で「女の子らしく〇〇して」と要求した時の、動きの違いを撮影し、「女の子らしく」いることの固定概念を可視化すること
(「女の子らしく走って」「女の子らしく闘って」と要求された結果、少年・青年・20代くらいの女性は、か弱く・可愛らしく振る舞うのに対し、少女はただ一生懸命にその動作を行った。)

効果:
・YouTubeの再生回数が約7000万回に(2021/2現在)

感想

・固定概念の見い出し方が、あらゆる人に動きを要求するという簡単なことなのに秀逸

抽象化

◎ネガティブな固定概念に対して問題提起をする時は、その人の考えを動きによる可視化をすることが効果的

参照


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