文系(法学)大学院生の日常

皆さん、こんにちは。暑いですね・・・。本記事の執筆時(2023年5月17日)、最高気温が30度を超えるようです。まだ5月なのに。ただ、この日の最低気温が12度だったそうです。寒暖差が激しい時期ですが、体調管理に気を付けないと!ですね。

はじめに

今日は、法学を専攻している大学院生(私)の1日を紹介します。理系の大学院生は、研究・実験でかなり忙しい日々を送っていますが、文系の大学院生はどうなんでしょうか・・・?文系、とりわけ法学の大学院に進学しようと考えている方は、一例として参考になさってください。
(※文系は特に、大学院の体制や指導教員の方針等によってライフスタイルが変わりうるところがあります。あくまで一例としていただけると助かります。)

1.研究

生活の中心は、研究になります。理系の大学院生の研究だと「試験管を振って・・・」(どうも、今はそうでもないそうですが)「データを取って・・・」みたいな感じで、皆さんも想像しやすいかと思われます。では、文系、特に法学の大学院生の研究はどうでしょうか。

私の場合(と限定しておきます)、様々な文献(先達が執筆した論文など)を集めて、それらを精読、分析、検討するのが主となります。現段階は、研究のテーマを決める段階なので、様々な種類の論文やジャーナルを読み、どういった課題があるのかをリサーチしています(私の専門分野における研究の流行を勉強するという側面もありますが)。
文系であっても、アンケートをしたり、実験をしたり(心理学に多い)、フィールドワークに出かけたりなど・・・アクティブに動く人たちもいます。

2.講義(授業)

大学院では、講義もあります。修士課程では、その修了(つまり、修士号の授与)に必要な単位数が決まっています。また、必修となる講義もあります(例:統計学、研究者倫理など)。ですので、大学院においても自由に勉強できるというわけではありません。

もっとも、学部の講義よりも受講者数が(かなり)少なくなります。そのため、狭義の「講義」(教員の話を聞く授業)だけでなく、自らがテーマを設定し、それについて報告する授業や、担当教員が示したテーマにつき、受講者自らが文献等を調査し、報告する授業もあります。要するに、「ゼミ」形式の授業が多くなるということです。また、狭義の「講義」でも、予習が必要で、何かしら話せる状態で講義に参加する必要があります(これは、学部の講義でも同じでしょうが)。したがって、能動的・積極的に講義に参加することが重要となります。
当然、講義の予習や、報告の準備もあります。

3.勉強

ここでいう「勉強」は2種類あります。それらは、(1)自分の専門分野に関する勉強、(2)資格試験や就職のための勉強です。

まずは、(1)について。自分の専門分野に関する知識(主として、自分自身に不足している知識;学部時代の復習も兼ねて)を修得するために勉強しています(知識がない状態だと、論文がとても読みづらいので・・・)。また、先述のように、近時の研究で取り上げられている論点(課題)の勉強もしています(いわば、「業界人」として)。

次に、(2)について。私自身、大学院修了後の進路につき、公務員に就くことを考えています。そこで、公務員試験に係る勉強をしています。
※法学の大学院(not 法科大学院)では、税理士資格の取得を目指す方が一定数おられます。その方々は、税理士試験に向けて勉強に励んでおられます。

4.アルバイト

人がこの社会で生きるうえで、やはり先立つものが・・・。ということで、アルバイトもしています。私自身は、とある学習塾で講師をしています。主たる専門教科は、法学に近い「社会」ではなく、なぜか「国語」、高校生を対象とした「英語」です。疲れているときでも、授業すれば元気になるので、子どもたちのパワーってすごいですね。

5.その他(サークル、趣味)

その他、サークルに顔を出したり、自分の趣味のことをしたりしています。

サークルは、空き家活用(地域振興)を主としたものなどに入っています。そのサークルで、私は学部2年次から3年次にかけて代表を務めていたこと、私の後継者が別の学生(現・3年次)に代表の任を引き継ぎしていることなどから、基本的に後輩たちに団体の運営等を任せています(元代表がサークルについて口出しをすると、「老害」になりかねないので)。

また、私の趣味は、ウオーキングです(「趣味」と言っていいほどやっているわけでもないですが)。健康増進と、痩せるためです。2022年から2023年の1年間で5kgほど太ったので、運動をしないといけない!という感じで始めた次第です、なので、ウオーキングを始めて日数が経ったというわけではないです。

さらに、新たなサークルに入ることも検討中ですが、この話は追々・・・。

終わりに

大学院(修士課程)に進学した以上、やはり、研究や勉強に力を入れる(少なくとも学部生時代よりも)のは当然のことであり、それらが1日の中心です(強調しておきます。記事が進むにつれて、「あれ?この人本当に大学院生の本分たる研究をしているの?」となりかねないので(笑))。
もっとも、それだけだと、視野が狭くなるし、考え方が硬直しかねないし、体重はさらに増えるし・・・ということで、適度に息抜きもしています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。



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