無題02

今回も書いてみる。

星野源さんの「そして生活はつづく」というエッセイ本を読んだ!

読んだ方は分かると思いますが、日常生活で共感できる部分、汚い表現も多分に含んでいて生々しくて人間味溢れる内容でした。

それは下品な言葉だけではなくて、世間的に自立した人間に憧れながら目指そうと奮起するも、出来ない自分に憤りを感じ、徹底的にダメな部分にフォーカスしてしまう所謂「ネガティブ思考」な人間が描かれている。

これがバカ売れしたってすごいなぁ〜とおもいつつ、

この本を読んで、真っ先に自分が所持している本で読み返したのが、、

「社会人大学 人見知り学部 卒業見込」 若林正恭 著 である。

この本も同系統だけど売れた本だった気がする。。

星野源さんもオードリー若林正恭さんも好きだし、

それぞれ本の内容も絶妙に自分とリンクしている部分があって共感できる。

私事の話ですが、有給を取った際に山登りに出かけてリラックスしようとしたものの、会社携帯を持ってきて開いたら山の上で面倒な連絡が入り、全くリラックス出来なかった人間です。(※若林さんのネガティブモンスターに通ずる)

私事の話ですが、小学3年生の時に親からもらったお年玉2,000円を「ペプシマン」というプレステのゲームのOPに出てくるオッサンが自販機で大量のペプシコーラを買って美味しそうに飲んでいるシーンを真似したくて、近くの自販機で決行ました。

その時、OPと同じように缶の350mlのボタンを押し続けてたらペプシコーラではなくドクターペッパーで、試しに1缶飲んだら薬品のような味に耐えきれずちょっと飲んでその時買った10缶以上を放置して家に帰った人間です。(※星野さんのばかはつづくに通ずる)

「お年玉2,000円」なんて当時の自分からしたら大金なのでもっと別のことに使えばよかった

仕事道具なんか家において、仮に持ってきても開かずに外で思う存分楽しめば、モヤモヤすることも無かっただろうに

と、振り返る内容は「ネガティブ」な思考です。

とは言いつつも、自分は「星野源」さんと「オードリー若林さん」が好きです。

自分で言うのもなんですが、上記の2人と自分は似ている部分が多いと感じるから。

親近感湧きまくってるんですよ!、過去の事を振り返った本を読んだら余計に!

、、、

あらゆるどうでもいいことに対して無駄に余計に考えすぎたり、

ふとした時に湧き出るやる気に任せて自分を律した次の日には元に戻っていたり。

そんな成長とは無縁なタイプの人間でも、必死にこの世の中で闘って苦しんでる。

自分ひとりじゃない、本を読んだことで自分が救われた気持ちになる。

本当に失礼ですが、

「自分よりも*〇〇みたいなことしてる人いるんだ」と比較することで、自分の生きる糧になる。*〇〇はご想像にお任せします

そういう「どんぐりの背比べ」みたいな事をしてなんとか自分の精神のバランスを取って生きている。

「他人と比較するのはやめて自分の人生に集中しよう」

という言葉は正しいと思いつつも心の片隅には「キレイゴト言うなよ」と感じる。

他人を比較することで救われた人間もいるって事実があるから、主観的とはいえその意見は反論したい。

一体、誰に反論しているんだと自分でも思うが…山の頂上で叫べばよかったのか。

そうして他人と比較して今日も生きようと決意した今の自分は凄く落ち着いている。。

落ち着いているときは精神的にゆったりしている。

普段は刺激を欲しているはずなのにね。

ちなみに「そして生活は続く」の本の最後に「星野源」さんと「きたろう」さんの対談内容が書かれていて、その中にこんな言葉が書いてあった。

きたろうさん:「周りの人間がみんな俗物に見えて、消費に走っている姿を見て、人は精神的に生きられないのかって苦悩して…最終的に自分が俗物だと気づいた」

星野さん:「ごまかさないで認めて受け入れたんですね」

きたろうさん:「そう、そこから凄く楽になった。つっぱるのはダメだね。なんでも。」

20歳前後のきたろうさんが、ドストエフスキーなどを読む文学青年だった頃の出来事ですが、結構今の自分とリンクしている!!

うぐっ…自分自身にダイレクトアタック。。

また誰かと比較して心を落ち着かせねば…本を読もう。。 

と、ここで終わると前の自分と変わらないから

他人と比較するとは別の方法、

若林さんの本に書いてある没頭できることを書いてみよう。

そして、その没頭できることが例えくだらなかったり非効率だったり無駄だったりしても何も恥じたりせず、更に良いことをしている人たちと比較することはやめる。

比較することで自分は何が好きで、どんな人間か見失うから。。  





 

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