見出し画像

ニート。『松たかお』に会う。


トゥンッ トゥンカッ トゥントゥントゥンカッ!

トゥンッ トゥンカッ!( ウン)トゥン カッ!

そうです。perfumeの東京ガールの出だしです。

どうもたらおです。

相変わらずニートな日々を送っています。この年齢で

『未婚ニート実家暮らし。(デブ)』

を、数年前の私は想像したであろうか。

むしろ、ちょっと可愛そうとすら思ったかもしれない。

『ここは私が出すよ。』って言ってますね。多分。

実際に自分がその立場にならないと、分からないこともありますね。ハローワークとは無縁だとも思ってたし。(実際は知らないだけで、勉強するために給付金とか出る場合もあるからお世話になる事もある。無知って嫌だね。)

今日は初めてハローワークに行った時に、出会った「松たかお」の事を書こうと思います。

⌘⌘⌘⌘

あれは、若者ハローワークの年齢が、まだ私の年齢が対象だった頃。(今はだいぶ引き下げられて34歳までとなってる。)

「わかものハローワークに行かれる方は、ここでお待ち下さい。」

私はまだ自分が若者の対象であると、いつもは引くぐらい猫背の私も少し背筋が伸びてました。まだ可能性のあるニートなんだと。(書いてて辛い。ぴえん。←必死。)

そんな勘違いおばさんを交えて「本物のわかもの」と一緒にわかものハローワークに行った時の事です。

職業相談がメインですが、パソコンで性格診断みたいなのを100個ぐらい?の質問に答えて、自分がどんな職業に向いてるかってのを診断してくれます。

え。わざわざ出向いてそんな事したの?

って思った方いますよね。数年前の私もたぶんそう思うと思います。まぁ、希望者だけですけどね。

一緒に行った本物のわかもの達もしてなかったし。

そんな時、自分に合う職業が出ました。なんだと思いますか?










映画監督


うける。映画は好きですし、なれるもんならなりたいです。演技とかもやってみたい。だけど、夢のまた夢。他にもありましたけど、なんか、絶望したような、そんな感覚でした。自己肯定感もかなり低く、棒グラフで表してくれるのですが、下の方にちょこんとでっぱってるのが平均していくつか並んでました。何故か美術的なのは自信があるのか、少し高く出っぱってました。なぜ。

パソコンから結果をプリントして、ハローワークの担当の方に見て頂き、話を聞いてもらう時間がありました。もう心療内科に来たような感覚です。

この時に担当してくれた方が、本日の主役。「松たかお」です。ちょっとぽっちゃりで物腰の柔らかい方でした。*たらおは松たかおが大好きです。

やっぱり美術が高いところを突っ込まれました。何かしらの成功体験があると、高く出るらしい。へー。

(しいていうなら高校の頃の美術の成績は良かったかも。今だにそんなことにしがみついてるのか。。絶望。)

そして、他の項目(自己肯定)が異様に低い事も突っ込まれました。

その時の私はいろいろ重なり、消えそうなくらい暗く、沼を彷徨ってる感じでした。誰がみても、あいつは暗い。ってわかるぐらい。外人が見ても。

「どうやったら自己肯定感はあがるんでしょうか。。」

「アイムオーケー」

「へ?」

たぶん本当にへ?って言ってたかもしれません。

「なんですかそれ。」←聞き方。

「ありのままの自分でいいんですよ。アナ雪が流行った理由もそーゆーことなんです。」

そっから私の頭の中には、あの曲が流れ始めました。それが、「松たかお」の名前の由来になったわけです。

それから少したかおと談笑して、わかものハローワークを出る頃には、気持ちが少し明るく、体も軽くなった感じでした。

人って凄いね。

また今少し、下を向き始めてるけど、何かあったら

「アイムオーケー」

を思い出そうと思う。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

たらお














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?