毒と薬

 毒をはく人間というものは一定数いる。

 大抵は適量を考えずに垂れ流すので、皆毒に犯されまいと逃げ出していく。
 たまにピリッとしびれるぐらいの毒を出す人は刺激を求めて人が集まってくる。

 毒にも薬にもならないと言う言葉がある。
 毒の対義語が薬ならば、同じように薬をはく人間というものもいるのではないだろうか。

 大抵は適量を考えずに垂れ流すので、皆薬に溺れ人があつまっていく。
 たまに正しい療法で薬を出す人がいるが、皆薬の苦味をいやがり逃げていく。

 

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