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読書ログ「Teaching Methods For Yogic Practices」秘技、今だけを考える。を身につける。

なんで読もうと思ったか。ヨガが楽しいから。

ヨガ、この1年間で一番楽しい時間。「なにかいいことがある」からやっているわけではないけれど、とってもいいことが、たくさんある。

そろそろ、英語が聞き取れるようになってきたので。

ここのオンラインクラス受けようと思っているのだが。まずは、キンドルで、このインドの古典的ヨガの研究所が発行している本を読んでみた。

読んだ感想・自分の変化 一定の精神状態を手に入れた。


あとで、英語の部分も引用するけれど。ヨガでやっている動きは、こういう原則のもとで行う。

疲れちゃだめ。努力しちゃだめ。早く動いちゃだめ。活発に動いちゃだめ。攻撃的な気持ちだめ。比べちゃだめ。平和なこころとリラックスのなかでやる。トレーニングじゃありません。最低限の努力で,できる範囲を超えちゃだめ。好奇心が一番大事。

自分にぴったり。

ヨガは、今まで過ごしてきた社会で求められていることと、まったく逆の視点の中で「身体の動き・意図的にコントロールした呼吸・瞑想」という、身体活動を行っているのだね。

ボディワークばかりだったことを座学で知れるのは、よいね。

自分ひとりでも、社会の価値観とは別の場所に、身をおける。つまり、ひとりで、自宅で、山籠りができる。ということだ。ほんと大事だと思う。

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(ただ、ぼけーっとしているわけではないんだよ、ふふふ)

ここがヨガのおもしろいところなんだけど、なんにも努力してないのに、そして、できる範囲を超えることを一切していないのに、できることが増える。感動がたくさんある。身体が楽になる。いい状態を保てる。という実感があることだ。

すごくないか??

できる範囲をできるだけ丁寧に。ということを、先生が毎回毎回言っていて。できる範囲のことをやっているだけなのに、できることが増える。ということは。範囲を超えた負荷をかけるかどうかよりも、成長に必要なことは「丁寧に」「好奇心」「継続」だと言える。

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(ただ、アホヅラしているわけではないのだよ、ふふふ。)

「やったるで!!!」という気持ちは、成長には、関係ないのかも。

筋トレと違い「負荷」をかけるものではないので、その物足りなさは感じてしまうかもしれないが、「負荷」が苦手な人はいいと思う。

あとは、物足りなさを超えたところに面白さがあるので。筋トレ方面の人もヨガやって欲しい。誰かと、ヨガトークしたい。

あと、この一年でわかったことは。

ヨガをやったあとは、必ず「同じ、精神状態」になるということ。怒っている時も、悲しい時も、嬉しい時も、不安な時も。どんな時でも、一回リセットされた状態になる。

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波がない、穏やかな海のような状態になる。

その状態が、ヨガのあと、どこまで続くかはその日の状態によって違う。考え事をしていたり、不安が強いと、すぐにそっちの荒波に飲まれてしまう時もある。そのまま、リラックスした状態で1日過ごせる時もある。

その辺は、波まかせ。ただ、「荒波に飲み込まれて溺れそうな時も、呼吸からのアプローチで、穏やかな場所まで自力でもどれる」ようになっていることを、実感している。

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(ただ鼻がかゆいわけではないんだよ。今は、鼻触るやつは、やらないほうがよいから、お休み中ね。)

僕もお金をちょっとだけあずけて、運用してもらっている、ひふみ投信の社長、藤野さんが、この情勢の中で、個人ができることとして、秘技「今」だけを考える。ということを紹介していたけれど。

その「今」を「吸って吐いて」のひと呼吸まで狭めるのが、ヨガの技法に組み込まれている。そして「吸って吐いて」のひと呼吸に集中しつづけるのが、どれだけ難しいかも、わかった。

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(いつでもどこでも。呼吸がとまる日まで、できるのがヨガ。)

次に読みたい本 インドの思想、哲学系の本。

思想や哲学は、読んでは飽きてを繰り返している。最近読んだ別の本に、人は「聞いて覚える人」と「読んで覚える人」に別れると言っていて。僕は完全い「聞いて覚える人」だと思った。新しい思想や哲学は、読むのは限界がある、、、。
まずは体験として知ってから。知っていることを本で確認する。がベスト。読んだからと言って「身体でわかる」ができないから、言語のみで知るというのは、とても難しい。

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**要約した部分はこちらより***

 Yogic practices do not involve vigorous movements any kind of violent action be avoided during Yoga practices.

should be performed slowly and smoothly in order to influence the tonic system rather than the phasic one. 

should be comfortably maintained for some time with least effort. Effortless performance and relaxing as much as possible 

very different in purpose and technique from the “Breathing exercises”. They are supposed to increase oxygen uptake. However, they are considered of little value in the literature of Physical Education.

Yogic practices should not lead to undue fatigue. If there is fatigue it should be overcome by the practice of relaxation in Shavasana.

All yogic practices should be performed according to one’s own capacity and without competition with others.

 All yogic practices should lead to peace of mind.

Interest is the best motivation for learning.

 Any yogic routine should begin with psycho-physical relaxation, centering one’s attention as one would in prayer, or actual recitation of some prayers.

From Chapter 4 ーyogic principles. (location 323-341)






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