土と心。 vol.2
2024.2.11と2.17
陶芸教室に通い始め、
自由に作品を作れる様になるまで
16のカリキュラムを受けることになっている。
陶芸の基本を身に付ける為のカリキュラム。
円柱と角柱。
底となる土台は土をしっかりと叩き空気を出し、
予め決めた厚さに均等になる様に棒で伸ばしいく。
土の粒子が、いち方向だけに偏らないように、
伸ばしていく方向を変えながら伸ばしていくのが大事。
最初の土作り、土台作りを適当にやってしまうと
イメージしている完成形との乖離が初手から起きてしまうらしい。
何事にも意味があるということか。
何故やるのかを知っている、知らないで、
事柄に向き合う姿勢や意識って180度変わるのやな。
感覚的なモノを掴む為に、
兎に角、土に触れる回数をこなそうと思っていたら、
きちんとロジックが成り立っている所作があることに気付かされた。
土台を作成後、
土で紐を作り、積み上げていく。
当たり前であるのだろうけど、思う様に積み上げれず。
歪な形で積み上がっていく円柱、角柱に、
途中で破壊したい衝動が込み上げてくる。
この未熟さとも向き合えるのが、面白い。
自分の心情が作成過程に、歪さに現れるようで、
一種の俯瞰した状態を作品を通じて感じとれるものなのかもしれない。
先生の手助け貰いながら何とか形にはなった。
後日、
円柱と角柱の応用編として
壺作りを行った。
んー、形を整えるのに必死になっていたのに、
遠くで作品を見てみたら左右対称ではなく何とも不恰好な形だ。
積み上げのつなぎも怪しい感じ。
ヒビが見えているから、乾燥の段階で割れそうなやなぁ。
次は角柱の応用編。
土に触れるのが楽しくてしょうがない。
ひとつずつ、ひとつずつ。
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