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CEFR(セファール)ってなんぞや

こんにちは。久しぶりの投稿です。  

先日CEFRについて学ぶ機会があったので、今回は自分の学びを定着する目的でまとめたいと思います。


・CEFRってなんの略?

CEFRとは「Common European Framework of Reference for Languages」の略で日本語では「ヨーロッパ言語共通参照枠」と訳すそうです。

これじゃいったいなんなのか全然わかりません。


・簡単に言うとなんなの?

もともとEU発祥の考え方で、色んな言語が飛び交うEUでは「多言語」ではなく「複言語・複文化社会」をモットーに「家では母語を使って、ビジネス場面だけ第二言語を使えたらいい!」っていう人や「第二言語で簡単な生活ができたらいい!」っていう人、いろんな人がいて、その人自身の中にいくつもの言語があって当たり前だよね、という考え方から、その言語を「どの程度」できるのかを示す基準のことをCEFRというそうです。


・日本語教育とCEFRの関係

現在、法務省が定めている日本語教育機関の告示基準の中に「CEFRのA2相当以上のレベルであると証明された者が、各年度の課程修了の認定を受けた者の7割を下回る時は報告が必要」

つまり「日本語学校卒業生の中の7割以上はA2レベルをもっていてくださいね」ってことですね。


・まとめ

CEFRという言語能力を「どの程度」できるかを測る基準がある。日本語教育機関の評価基準のひとつとしてCEFR A2レベルの学習者が7割以上いることが基準となるよ。

これから国内の日本語学校で勤務する身として、このような試験や法など、日本語を教える以外にも知っておかなければならないことがたくさんありますね。日々勉強!

最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事の内容で訂正や補足等ありましたら、コメントお願いします<(_ _)>





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