目的を持つこと

今日は農業とは異なる内容になります。
ずっと気になっていた本があり、ついに読みました。
河野玄斗さんの「シンプルな勉強法」という本です。

来月に基本情報技術者の試験があり勉強中ですが、「勉強の仕方」を勉強することも合わせて必要があると感じていました。

勉強だけの内容かと思っていましたが、自分の幸福の最大化などの話もあり、勉強だけに留まらない内容でした。

その中でも「勉強でも遊びでも、目的を持って行動するだけで人生は変わります。」という言葉は印象に残りました。
かなりシンプルでありながら、意外と普段の生活で出来ていないのではないかとふと思いました。

例として、「たくさんやることがあるのに、目的もなく遊んでしまって後悔した」という話が出ていました。
そのときに、「遊ぶ目的を意識していれば後悔することはない」ということが出ていました。「あのときはこういう理由があったからその選択をしたんだ」と肯定できるようになるという話です。

確かに普段の生活でも「何となくこれをやっている」みたいなことってよくある気がします。もちろんその行動には何か理由があるのですが、あまり意識していないといいますか。

勉強とは離れてしまいますが、最近は記録を取るということをしています。
家計簿や勉強時間の記録、睡眠の記録などデータとして残せるものはデータで残してみようとしています。

家計簿をつける自分の理由は明確で、自分が何にお金を使っているのか、月にどれくらいのお金が使えるのか、削れるところはないかを把握するためです。

勉強の記録は、どれくらい勉強して進捗はどうなのか、試験までにどれくらいのペースで進めなきゃいけないかを把握するためです。

しかし、睡眠の記録はただ取るだけでどうしていきたいか理由がありませんでした。最初は記録を残すこと自体に面白さを感じていたのですが、活用方法は特に思い付かずに記録を残すことをやめてしまいました。

農業分野でも紙媒体からデジタル環境で記録を残そうという動きは活発になってきている印象です。

私は記録を残すことに理由があるものは続いており、そうでないものは続かないという状況になりました。
農業でも記録を残していく場合は、「なぜ記録を残していくのか、その記録をどう活かしていくか」を考えていくと記録することの価値が高まると思います。

そして、目的に合わせてどれほどの粒度で記録を残すかも変わってくると思います。
ただ単に作業をしたかどうかの記録をするなのか、具体的にどの作業を行ったのかまでを記録するのかなど、目的によって記録の粒度も変わります。

記録の話ばかりになりましたが、何事にも目的を持つことが大事だと改めて実感しました。
本日もご覧いただきありがとうございました。

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