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命のスープ~10章~

自己導尿をしている女子、いや思春期の皆はひどく悩んでいるだろう。
排泄の悩みなんて、言えるわけがない。
生理用品を持ってお手洗いに行くことすら憚れるのに…。

私の身体に自己導尿が馴染んだしまったが故なのか…大人になったとき、仲の良い友達とこの話になり、自己導尿の道具についておしゃれなカフェでランチをしながら話そうとしたら、ものすごく嫌がられた。
いくら仲が良くとも、やはりデリケートな部分だ。
最近はコンパクトカテーテルといい、リップよりも小さなものや、ピンク色でパールのようなビーズがついたカテーテルもある。

自己導尿にもスタイルがあるのかもしれないが…初めは失敗しても良いように浴室で練習を重ね、慣れていく内に自宅の洋式トイレでするようになった。

我が母校の中学は古びており、その当時和式のトイレしかなかった。
そして、またヤンキーの溜まり場でもあった。
職員用トイレだけが洋式だったため、お借りせざるを得ない。
…これはかなり人目を惹く。

はたまた高校に進学したら、ザ・進学校。
0時間目なるものが存在し、7時間授業がある。実質8時間授業。
高校3年になると、放課後課外授業も始まり、8時間授業した後、大学の授業に慣れるためと称し、90分2コマの授業があった。
各授業の間の休み時間は10分間。
女子の皆はお分かりだろうが、女子トイレは混む。
移動教室があれば、なおのこと時間はない。
我が校は非常に厳しかったため、その日、日直になれば次の授業までの間に黒板をピカピカにしておかなければなかった。
必然的に水分をとらず、お手洗いの回数を減らすことになっていく。
膀胱炎を繰り返すようになる。

排泄には排尿だけでなく、排便もある。
やはりこちらも決して良いと言える状況ではなかった。
尿意と同じく、便意もあまり感じず、便秘を繰り返すようになる。
ひどい便秘になってくると、吐き戻す。

月経前症候群(PMS)、生理痛…

年間を通し、「絶好調!」といえる日はない。
ありとあらゆる抗生物質を飲み尽くし、身体が慣れ効かなくなっていく。

また学生時代のビッグイベント?修学旅行がある。
集団行動を強いられる。
皆で同じ釜の飯を食い…うんたらかんたら。

しかし、私の腰には大きなミミズが這っている。
こっそりホテルの先生の浴室を借りる、生理中で…などと言い、皆と一緒の浴室に入ることから逃げた。

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