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自分の『好きなもの』迷子から抜け道が見つかったかもしれない。

書くのが苦手と言っておきながら、
実は『書くこと』が、好きだったのかもしれない説が浮上。



夏休みなので、日本に帰ってきたよ。
怖いくらいの暑さは昼間以外は結構大丈夫かも、という感じ。
エアコンは自分の家の半分くらいしか効いてないけど、ほぼ家の中にいるし、特別何もせずゴロゴロしている。

そんななか、ダイソーに行ってきた。
海外在住の民にとってダイソーは、ディズニーランドに勝るとも劣らないエンタメ施設だ。 各種コンビニも然り。
イオンやマツキヨも然り。
(これ、本当よ。海外在住の皆様いかが?)


そこで見つけてしまった、私が『ヒーリング』を感じるもの。それは書道。
半紙と墨汁を買ってしまった。

小1から書道は習っていて、そこそこ書けるようになったけど、まぁ、それなりにやって中3で終わった。

毛筆はどちらかというと得意ではなかったし、硬筆の方が好きだったように思う。でも、だからと言ってめちゃくちゃ字が上手いわけでもない。
ただ、短大でなぜが書道の授業があったので(←英語英文科卒)授業をとって、臨書をしてました。



この辺から、過去の自分を振り返っていくと、自分でもビックリする事がでてくる。
短大生で臨書…しかも英語科の生徒が…。
なぜ??

臨書とは?

「臨書」は歴代の書道の名品とされる作品(=古典)を手本としてよく観察し、そっくりに真似て書くことを言う。
最終的にはお手本通りにきれいに書くのではなく、自分なりの表現方法で作品を書き上げる練習方法をしていく。



いろんなお手本があるなか、私は『蘭亭序』というものを書き写してました。
専門の教科でもないのに、一枚仕上げるのに
2時間かかる…(ひぃっっめんどくさい


当時私は、学校の寮に住んでいたので、自習室にこもって書いていた。まさか短大生になって、書道をするなんて思ってもみなかったけど、その2時間もあっという間に感じられるほど、ヒーリングの時間だったように思う。


書き初めに使うような長い紙に、小筆(中筆だったかも)で書いていくタイプ。
最初は文字数を少なく区切って練習し、
お手本を見ながら黙々と書いていく…そう、黙々と。


こういう『黙々と』とか『没頭して』とか『我を忘れて』という感じが好きな気がする。というのを最近気づいてしまった。


そう、それに気づいたきっかけはもう一つあって、スポーツと話をした時だった。仲良しのママ友はみんなそれぞれスポーツをしてるのだけど、みんな違うことしてる。
ママ友は3人いて、それぞれジムで筋トレ、水泳、エアロビとズンバ、そして私はヨガ。


それぞれ運動のどんなところが好きか話をしてた時も、私は呼吸に集中して…とか頭を空っぽにして…とかそんな時間が好きだ…みたいな話をしてた。


おいおい、修行みたいな事、好きだな私。

と気づいてしまった。
(瞑想とかしちゃうと寝ちゃうけどね。
ヨガのレッスン、最後のシャバアーサナで寝ちゃうけどね🤫)



過去の自分が意外と楽しんでいた事が
今の自分にどれだけ響くがわからないけど、
またやってみようと思う。私って趣味ないなぁーと思っていたので、もしかしたら、これが意外な趣味になるかも?


(あまり期待はしないでおこう)


追記: 私は大の美術嫌い。絵を描くという素質が私の体には細胞単位で皆無だと思っているし、写生大会や、夏休みの宿題のポスターや感想画の提出が本当に苦痛で、他の提出物で代用できないか先生に聞いてみたり、親族借り出して(母、祖母、叔父…でもみんな絵は下手🤦🏻‍♀️人選ミス)作品仕上げたけど、塗りつぶしてしまいたいくらい嫌いだった。


どれくらい美術が嫌いだったかわかっていただけるだろうか?

 

そんな私が唯一得意だったものがある。
『レタリング』未だにいろんなフォントを見るのが好きだし、ドイツに行った時でも(誰も行かないのに)活版印刷の資料館とかも行ってたくらい文字が好き。


(あぁぁぁぁ書いてて自分の【好き】がどこに向いてるか湧き出てきてる気がする)



文字が好きで、言葉が好きなのは、なんだか、もう宿命なような気がしてきた。そんなわけで、今更ながら自分の好きなものが一つ浮き出てきたかんじがする。



ほら、『書くこと』が好きなんじゃない?私。


え?その書くこととは違う?
いや、書く事で共通点はありそう…

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