見出し画像

魅力的な歌詞の世界

個人的に、歌詞が魅力的だなと思うアーティストにeastern youthというバンドがある。

今日は、アツい一曲を紹介。

eastern youth - 沸点36℃

がむしゃらに歌うだけじゃなくて、メロディーにもこだわっているから、一曲一曲がいいんだよなあ。

歌詞も深みがあっていい。

後手にバタンとドアを閉めて
もう後には退けないなんて
分かり切った事さ
生まれたくて生まれたんじゃないと
拗ねて世界に唾を吐いて
楽になったか?

相変わらずさ
風が人々を
連れ去るのを見てる
気付かないふりで
長く変わらない信号を待っている

トンネルを抜け切ったと
思ったらそこは真夜中だった
一切合切、終わりか?
終わりでも何でも構わない

沸点は掌に 沸点は首筋に
沸点は足の裏 それだけがある
沸点は青い空 沸点は白い雲
沸点はビルの影 汗に塗れている

消えるから良いんだ
口笛も、面影も、

だから今日もここに立って
嘘と真実の風の中で
悪あがきを続ける
だから今日もここに立って
肩に降り積もる月明りで
孤独を研いでいる

周りにどんな景色が広がっていても、自分は構わず進むんだ

そんな決意が感じ取れる。

「世界に唾を吐いて」

「風が人々を連れ去る」

「肩に降り積もる月明りで 孤独を研いでいる」

こんな不思議な言い回しだけど、情景描写と感情描写が同時にできているような言葉で、曲の奥行きを増しているんじゃないかと思った。

繊細な部分と、力強い部分を兼ね備えた、多くの人を奮い立たせることができる曲なのかなと。

eastern youthには生きざまや、言葉の奥深さを学ぶことができる。

単純に、曲もかっこいいし。
DVD買うのもありかも。

(追記)
早速買った笑
ステイホームのお供に。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?