見出し画像

食いいじと自炊

 もっと、ささっと食事を済ませられたら、読書や執筆の時間も増えるのになあと思うことがよくある。

 別に凝った料理を作っているわけではない。ただ、コロナをきっかけに在宅勤務となり、平日は週1回の出勤日を除いて基本的に毎食自炊。つづけていたら、そのうちに、市販の弁当やお惣菜、インスタントなどで満足するのが難しくなった。なぜなら、おいしくないか、量が足りないか、だいたいはどちらかに該当するので、自炊じゃないと満足するのが難しいのだ。

 まあ、一言でいうと、食いいいじがはっているだけなんだけど。

  なので、カップラーメンとおにぎり(たぶん2つくらいイケる)みたいな炭水化物もりもりの食べ方が毎回できるなら(カロリー的に許されるなら)、手抜きも可能なのだろう。でも、そんな食事をしていたら、あっという間にぶっくぶくになる。

 だから、基本、自炊で野菜を大量摂取し、かさ増ししているのである。

 晩ご飯の残りのおかずを食べることももちろんあるけど、ほかに蒸し料理や具だくさんスープ、サラダなどをよく作る。そばやうどん、パスタなどでも野菜をたくさん入れて、満足感をつくっている。

 これを外食や市販品だけでやろうとすると、とんでもないお金がかかるし自炊よりめんどくさそうなので無理だ。そもそもコンビニやスーパーは歩いて自宅から8分くらいの距離にあるので買いに行こうとは思わないのだけど。

 もちろん、毎回、一回一回料理をしているわけでなく、作り置きなどもしているのだけど、どうゆうわけか、ほとんど毎食のように、何かしらの調理はしているような気がする。なぜだ。食材を買いすぎなのだろうか? と思って買う量を減らしたことが何度かあるけど、そうなると野菜が足りなくなる。というか、やっぱり食いいじはってるから、というのが根本的な原因なのだろう。

 食に興味のない人がうらやましくなる。朝ご飯は食べずにお昼はカロリーメイトだけ、夜はうどん、みたいな……。あ、あと、「残業で疲れたからごはん食べないで寝ちゃおう」みたいなことができる人とか。できない……、私にはできない。

 今日もせっせとスープを作りました。

食材:鶏もも肉(胸肉と間違えた)、大根、小松菜、ネギ、もやし、マッシュルーム、コクの実
味付け:ショウガ、ニンニク、塩、こしょう、紹興酒

 おいしい。おうちごはんはやっぱり、野菜たっぷり自炊メニューに限るのだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?