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森の中で熊さんに出会いました

2020/9/22

これは今日私が森に入り、キノコを探していたら熊に出会った時の体験談と熊との関わり方について述べたものです。
熊さんの姿をカメラに収めることはできなかったので、写真はありません。

ブナの森でキノコ探していたら熊さん🐻に遭遇しました。(結論お目当のキノコはほとんどない)

事前に熊対策として鈴は携帯していましたし、会話もしていましたが、やはり出会う時は出会うようで。

私も熊も互いにユキツバキのヤブの中でしたので、私が熊より先に気配を感じ取れたのが幸いでした。

風もないのに不自然に揺れる藪を確認した私は、とっさに熊🐻を疑い、20メートルほど距離がありましたので声で私の位置を知らせることにしました。(ケースや距離ごとに対応法は異なります)

甲高い声で「パーラ!」と叫ぶと驚いたのか熊は姿を現し、私に背を向けて逃げ出しました。(ラッキー)

臆病な熊で助かりました。人を知っている熊であれば逆に襲ってきたでしょう。

しかし、あの時なにもしなければ熊の方が私に近づいてきてばったり出会う→驚いた熊に攻撃される結果になっていたと予想します。
無傷で帰れる確率は高く見積もって80%ほどでした。

表面上は飄々としていましたが、内心ものすごくびびっており、失禁しかけていました。

昼間でも森であれば熊に出会うリスクがあるとのことですね。いい学習になりました。

できればこの熊始め、町の熊はビビリであって欲しいです。一度でも人間に危害を加えた熊は処分しなければなりませんから。
彼らが人間と程よい距離をつかめる状態であれば、互いに傷つけ合う関係にはならずにすみますし、私も極力熊を殺したくはありません。

我々、人間側が義務として熊について学ぶことがこれからの熊の保護に関する鍵になるでしょうね。

熊はブナの森になくてはならない存在。
決して悪ではないことを町民や地域住民に伝えつつ、彼らと程よい関係を築けていけたらいいな、と思っています。

また、山は熊がいるから危ない!という認識で山に行かないのではなく、
山に熊はいるものだ。だから山に入る前に彼らについて学習し、対策をしてから入ろうという思考を持てる人が増えて欲しいと願っています。

近年、増えた熊にやられたニュースを見た人が無差別に熊が悪い!やられた人が悪い!といって荒れてる様子を見て非常にがっかりしました。

なぜ熊が人里に降りてきているのか?
出会わないためにどうすればいいのか?
出会ったらどんな対応をすればリスクを下げれるのか。

結論として、どの場合もいかにリスクの低い方法を冷静にとれるかだと思います。

人と熊とが共存できる里山、森を目指していくべきですね。(そのために教育、勉強に力を入れなきゃ!)

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