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土をぼーっと眺めてたら、約束のネバーランドとか生態系とか…徒然になのだ

ずーっと土の上で生きてきたけど、気にしたことなくてね。土のこと。でも、野菜づくりも果樹づくりも、土づくりが大事なんだよね。

岩とかが細かく削られて、そこで微生物が分解されて、微生物を食べる動植物、昆虫、動物…食物連鎖に伴う、排泄と死骸、落ち葉や残さがすべて肥やしになって見えない力で調和している…
それはとっても自然で当たり前だけど、同時に奇跡なんだよね❗
そんな土の上で人間は生きているし生かされている。

肥料を入れて特定の農作物をたくさん美味しく育てようとすると、自然の体系が崩れてそれを食べようとする虫や疫病が増えるし、そもそも農作物は美味しさと収量と引き換えに、生きる強さを失ってるから、薬で守ってあげないと病気になってしまう。薬を撒くことで病害虫以外の生き物にとっても生き難い土になる。

土の気持ちで考えたらってイメージしてみよう。自然体系秩序の観点なら、何が害で何が正しいかなんて薄々わかるけどね。農業を経済的合理性と食の安全性の観点で語るなら肥料も薬もきちんと管理されてるとおもうし、農業は病害虫との戦いの歴史だからそこは人類の叡知、そのおかげで豊かさを享受している。

でもこれらのことを無意識に追随して考えずにいたこと、買い物するときに高いと安いだけでその背景をくみ取ろうとしなかった自分が恥ずかしくて、ようやく気付けたことです。農業者も出来るだけ農薬に頼らずに、ってトレンドみたいですね。

話はころっと変わって、映画化された、約束のネバーランドなんて、あれは家畜に知性と豊かな感情があったら…って言う世界観の物語と言えるよね。人が家畜になる物語を生態系の観点で読むと楽しいよ。特別に美形で賢いブランド牛が3頭、仲間といっしょに自由を求めて人間社会と戦う物語に置き換えてね。

僕は、高度成長期に生を受け、学歴社会の時代の中で、受験して、就活して、起業して、比較と競争を常として昭和と平成を生きた。今は令和となり、家族と笑って耕しながら生きてこうとしてる。生き方は都度変わって当然。

土を眺めてこんなふうに呟く余白に感謝
いろいろな人に支えてもらってることに感謝
万物を支える生態系にも感謝


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