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【人生初の心療内科編】会社でパワハラ・モラハラを受けて私がとった対応


毎日相変わらず吐き気や頭痛が続いていた。
(前記事「【労働局に相談編】会社でパワハラ・モラハラを受けて私がとった対応」

まずは病院探し
同僚に良い心療内科を教えてもらっていたが、長期で通院しなければいけない可能性も視野に入れ、自宅近所3キロ以内の心療内科をgooglemapで探す。

レビューを見るとボロクロに書いてある病院が多く不安になったがレビュー数が10件以上で且つ平均星3つの評価がついている病院をチョイス。早速電話し、簡単に「体調が悪く鬱のような症状があるので見てもらいたい」と伝えると早速当日の夕方に予約を入れて下さった。(コロナ禍で新規受付をしていない所や要予約の所もあるのでいきなり行かず事前に電話した方が良いみたいです)

人生初の診療内科
数時間後スマホで地図を見ながら病院へ。心臓がドキドキする。
メンタルの病院へいく!この私の人生のおいてそんな事が起こるなんて夢にも思っていなかった。
精神系の病院って自殺願望があったりリストカットとか自傷行為がやめられないような人たちが通う場所であって、私のように会社で辛いことがあって体調悪いくらいのレベルに人が行っても良いものか不安があった。
先生から、「ぜんぜん大したレベルじゃないですね。あなた全然健康ですよ!」とか「それは甘えです」とか言って門前払いされるのではないだろうか、、、。
ドキドキしながら病院の扉を開けると、その奥は至って普通の空間が広がっていた。普通の内科や歯医者さんのような受付で、診療を待っている人も20代〜40代くらいの至って普通の人たち。
私が待合いに座っている間も20分おきくらいに人が入ってきて、普通に診察券を渡している様子をみて、
「メンタル系の病院へ通うことは私が思っていたより世間では一般的な事なのかもしれない」と感じ少し緊張がほぐれた。
1時間ほど待った後自分の名前が呼ばれ廊下突き当たりの診療室に入る。先生にここ半年くらいの間の会社での出来事をかい摘んで話す。

●社長がワンマン経営者で常に精神的圧が強い職場環境であること。
●仕事を急に取り上げられたことと意味不明の人事異動。
●毎日、動悸、吐き気、頭痛、下痢などの症状があること。

社長から「頭にウジでも湧いているのか?」と言われた事もついでに伝えると「ヒドイ人やなぁ〜」と呆れた様子だった。
病院に行く前、絶対泣いてはダメ!泣かないでおこう!を決めていたのに、社長や部長に言われた事を話しているうちに自然と涙が溢れてしまったのが恥ずかしい。

先生に「それは完全に会社が原因ですね。しばらくその原因から離れた方が良いです」と言われ、あっさりと「診断書(診断名は「適応障害」)書くからとりあえず3ヶ月お休みしてみたら?」となった。
メンタル病の専門家であるは人から否定されたりすることもなく、この辛さも理解し診断書を書いてもらえた事で、救われた気がした。
更に会社休むと金銭的な心配が発生するから、その心配をしないで済むように傷病申請をした方が良いことと、月一でいいので様子を報告するためにまた来てね!と。
また動悸や吐き気や激しいのなら精神を安定させる薬があるがどうするか?とも聞かれたが、正直に「メンタル系の薬を服用するのに少々抵抗感がある。数週間休養し、それでも吐き気が動悸が治らなければその際に服用を検討したい」と伝えると、それもあっさり受け入れてもらえた。

病院行く前はいろんな事を想像し怯えていたけど、実際体験するとそんなに身構えなくていいような事だった。
帰りに受付で診療費を支払う。合計7500円。
初診料と血液検査料の他診断書料が3000円かかっているので少々高い。

今回人生で初めて精神科に行って、勇気を出して行ってみてよかったと思った。