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来世があるのなら、どういう人生がいいかな 3

前回からのつづきです。

例えばわたし自身のことでいうと、一昨日、SNSにメモ的に書きつけたことだけれども、私は子どもの頃から、無意識的にフランス料理が好きで、両親に外で食事に行くときに行きたい店を聞かれると敷島公園ちかくにあった「ル・ソーシェ」という1970年代初頭の前橋ではまだ珍しかった本格的なフレンチレストランに行きたい、とねだっていた。

洋食的なフランス料理の店はほかにも色々あったけれど、白い布のテーブルクロスが敷かれたテーブルで前菜からスープ、魚、肉、デザートとフレンチのコースで供される店は県の迎賓館以外にはまだなかったんじゃないかと思う。

両親は当時から色々な料理を食べ歩くのが好きだったのでわたしも幼少時からあらゆるジャンルの料理を食べてきたけれど、フレンチはそれらの中でもいちばん心ときめくものだった。

小学校高学年の頃から特にその意識がはっきりと目覚めてきたのを最近よく思い出す。虎ノ門のホテルオークラにある「ラ・ベル・エポック」で家族で食事した記憶はいまでも鮮明に覚えているし、六本木の交差点近くにあった「イル・ド・フランス」へ行った記憶も鮮明に覚えている。

幼い頃から食全般に関して強い興味はあったが、ことフレンチに対しては不思議なほどの愛着があったのだ。

同時に13歳から誰に習うことなくキャンバスに油彩で絵を描き始めた。

言わずもなが、好きな画家のほとんどはフランスの画家たちで聴く音楽も見る映画、絵画もフランス製のものが多かった。

13歳の時に初めて小遣いで買ったLPレコードは、フランソワーズ・アルディだった。

特に予備知識もないもなかったが、彼女の名前と曲名とジャケットの雰囲気に魅了された。

映画も最初に夢中になった映画監督はクロード・ルルーシュ。

そして大学2年のときに初めて父親と二人でパリヘ行った時に、乗っていた飛行機がシャルル・ド・ゴール空港へ着陸する直前、パリ市内上空を旋回した時に眼下に眺めたエッフェル塔と凱旋門、そしてパリ市内を見下ろしたとき、胸が急に熱くなって泣いてしまったことを昨日のことのように覚えている。

誰もわたしの幼少時の記憶など読んでも面白くもないし、興味もないだろうけれど、ここであらためて書く理由は、たぶん多くの人たちも無意識のうちに同じような体験を繰り返しているからで、そのことに意識を向けてみてもらえると自分自身の意識と心の内側の構造と力がすこしずつ理解できてくるのではないか、と思ったからである。

62歳になった今、あらためて思い出しても妙なことである。

同じ環境でほほ同じ時代を過ごした二つ下の弟にはまったくそのような趣向も趣味もない。

両親といえば、どちらも食べることは好きだが、特にフレンチが大好きというわけでもない。

わたしだけの「変な癖」なのだ。

そしてそれは、大学生の頃からはじまった瞑想ワークの真似事のようなこと、ドラッグ体験などを通して、不思議な過去生の記憶の再生へとつながり、徐々にその輪郭を明確に浮かびあがらせてきたのだった。

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4月29日(月・祝)午前枠、午後枠
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