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【南米旅行114日目】2022年8月3日 ついにボリビアで野犬に噛まれる!!!


6:30起床。前日に食べたピザとワインがまだ胃に残っている状態で何とか身支度し、7:30に家を出る。


スペイン語の授業は平日8:30から12:30までの約4時間。


学校のあるcentro地区まで徒歩約30分なので、そんなに朝早く出る必要はないのだが、少し早めに出てcentroに着いたらそこらへんのベンチで朝ごはんを食べて一服するのが習慣となっているので、この日もいつも通り行動。


前日に食べきれなかったピザを3切れテイクアウトしたので、そのまま朝ごはんとして1切れパクリ。いつもはmercado centralでパンを買っているので、思いがけず豪華な朝食となった。


ご飯は基本的に何でもお持ち帰りできるので、食べ切れない時には嬉しいサービス


ボリビアの首都・Sucreの冬は基本的に毎日快晴で過ごしやすく、旅行者にも優しい気候



この日は15時から同じ学校に通っているスイス人のMonikaとスコットランド人のDarrenと一緒に映画を見に行く約束をしている。授業が終わった後、またそこら辺のベンチで残りのピザを食べつつ、宿題に取り組む。



14時半に映画館へ移動。
Monika、Darrenと合流して早速チケットを買う。
通常1人40Boliviano(約781円)だが、毎週水曜日は2人で20Bolivianoというおトクな日なのでわざわざこの日に来たというわけだ。(日本でいうレディースデーみたいな感じ?)


3人だったので、4人換算して80Boliviano÷3=26.666…


一人27Boliviano(約527円)でチケットを買うことができた。
映画のチケットが1,000円を切るなんて、やっぱりボリビアは何でも物価が安くてすごく得した気分になる。


上記のように座席表を見せてくれる
Pantalla=スクリーン



3人で行ったけど4人扱いなので、一人20Bs(Boliviano)と表示されている



本日のお目当てはミニオン
日本でもリアルタイムに上映されてるやつかな?



日本と同じくボリビアの映画館でもポップコーンが売られている
甘いポップコーンはカラフルに着色されていて、ちょっと身体に悪そう。笑



16:20頃映画終了。


実は筆者はミニオンを見るのが初めてだったのだが、字幕なしのスペイン語吹き替えオンリーでもかなり楽しめた。流れてくるスペイン語の音声の意味をちゃんと理解できたのはほんの一部だったが、コミカルなアニメということもあり初心者でもかなり見ていて楽しかった。これがヒューマンドラマとかなら話の流れを全然理解できなかったと思う。


Monika、Darrenと別れた後またベンチに座って宿題をちゃちゃっと終わらせ、19:00にWally ballをする場所へ移動。


毎週水曜日に学校のオプションアクティビティとして、ボリビアで一番親しまれているスポーツ、Wally ballをみんなですることになっている。読んで字の如くバレーボールとほぼ同じルールで、唯一違うのはサッカーみたいに足も使えるという点だ。ほぼみんな初心者で、下手くそでもそこまで気にせず取り組めるので球技がからっきしダメな私にとってはかなり嬉しい。


今日は私、Monika、ホスト先で仲良くしてくれている女の子Carmen、mercado centralでご飯を食べていたらたまたま横にいて知り合ったNataly、Carmenの同僚の男の子の5人だけだった。笑
正直5人だけでボールを繋げるのはちょっとしんどかったが、それでもなんやかんや楽しんで20時終了、Carmenと一緒に帰路に着く。



コートはかなり狭いので、ボールが壁に当たって跳ね返ってくることもしばしば



Aji de Fideoという平麺パスタをトマトソースで煮込んだもの。
一人分でたった5Bs(約100円)という破格のご飯である



途中、食堂でAji de Fideoというボリビア版パスタを食べて
さあもうすぐ家に着くぞという時



それは突然起こった。



道を歩いていたら、何の前触れもなく野犬に足首を噛まれてしまった。





かなり暗がりを歩いていたので、犬の存在に全く気付くことができず
足に歯の感触を感じてようやく「あ、噛まれた」と実感したレベル。
横にいた Carmenがすぐ追い払ってくれたのでそれ以上の被害はなかったけど、ついに恐れていたことが起こってしまったというショックで内心かなり動揺していた。



たまたま靴下で覆われている所を噛んでくれた(?)ので、肉眼で見てもほぼ分からない程度の傷だった。痛みも何も感じない。




無印の靴下をプレゼントしてくれた友よまじありがとう!!!
くるぶしタイプでなく足首があるタイプの靴下をリクエストしたのは、元々は蚊除け対策やったけどまさかこんな形で大活躍してくれるとは。



とはいえ、野犬に噛まれたという事実は変わりないのでその後Carmenにめちゃくちゃ質問しまくった。病院行った方がいい?狂犬病持ってたらどうしよう?そもそも病院行ったところでワクチンある?



内心心臓バクバクで不安しかない私に対して、Carmenの返答は実にあっさりだった。血も出ていないし傷も全くないから、市販の消毒液で傷を消毒すれば問題ないとのこと。そもそもボリビアの野犬は全員狂犬病ワクチンを接種済みだから、万一噛まれても大丈夫との一点張り。



ちょっとにわかには信じられない情報だが、何回言っても大丈夫心配ないと連呼されるので、結局折れて消毒のみでその日は終わってしまった。
仮に野犬にもワクチンが接種されているのなら、なんでその場ですぐ捕獲してどっかの施設で隔離とかせんねんと思ってしまった。日本ではそうするのが当たり前でも、ここはボリビア。そこら辺に徘徊して自由に生活している彼らを捕まえてどうこうしようという考えが彼らにはないのだ。



狂犬病ワクチンに関しては、今まで日本で計6回接種している。
そのうち最後の1回は出国直前、2022年1月に打ったので十分効果は継続していると思う。それでも万が一犬に噛まれた場合、その後すぐにブースターを打たないとワクチンの効果は上がらないのだ。



そんな不安を抱きつつも、その日は病院に行くこともなく寝てしまったのである。


↓↓↓南米旅行115日目に続く↓↓↓



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