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【南米旅行137日目】2022年8月26日 ウユニの玄関口Tupizaで乗馬ツアー!


前日20:30ごろに長距離バスでSucreを出発し、早朝4:40ごろTupizaのバスターミナルに到着。早朝だからということもあるがSucreよりは寒い。


バス内も少し寒かったせいか、浅い眠りについたと思ったらまた目覚めるというのを何度か繰り返したおかげでちゃんと寝た気がしない。バスで寝る直前にメガネを外してしまったので、周りの様子がよく分からないままとりあえず降りる。


基本的にボリビアは一人で道を歩いても問題ないけれど、まだ人気のない早朝。自分一人だけなら念のためしばらくバスターミナルにとどまって人々が動き出す時間まで待っていたと思うが、今回は同行者がいたので予約していたHotel La Torreというホステルまでまっすぐ行くことにした。バスターミナルから徒歩5分以内で行ける場所にあり、チェックインはできないけれど早朝でも人がいてホテルの中には入れてもらえるので、La pazやSucreなど他の都市からバスで早朝に到着した場合でも使い勝手がよい。

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Hotel La Torreの外観
一階にLa Torre Toursというツアー会社のオフィスも併設されている



※La Torre Toursで検索するとホステルの正しい場所が出てくる。
Hotel La Torreで検索しても違う場所が表示されるので注意!


ホステルの中に入れてもらい、とりあえず一階のロビーで待つことにした。
と言っても時刻は午前5時。朝10時から乗馬ツアーを予定しているが、いかんせんそれまでやることがない。ソファーもあることだし仮眠を取ろうかなと思ったが、せっかく時間があり余っているので日記を書き留めておこうと、PCでnoteを立ち上げた。


しばらくPCをパチパチやっていると、6時過ぎごろに何人か他の人がやってきた。どうもLa Pazからバスで到着したらしく、年配のカップルと女性が一人。少しソファーを詰めて場所を空ける。思いがけず隣に座ったスペイン人の女性と話が弾み、いつの間にか眠気も吹っ飛び、結局乗馬ツアーの直前まで約3〜4時間もあれやこれやと話し込んでめちゃくちゃ楽しかったのを覚えている。何ならウユニ旅行の中で一番有意義な時間だったんじゃないかとさえ思う。笑


彼女の名前はBeatriz(Bea)。スペイン南部のアンダルシア地方出身らしく、今回はペルー・ボリビアを旅行し9月中旬に帰国予定とのことだった。
彼女はLa Pazで高山病になりかなり体調を崩していたらしく、ずっとお腹が痛いと言っていた。私が住んでいるSucreもTupizaも標高2,800mぐらいの所にあり、ボリビアの中では標高が低い場所なので幸いなことに高山病にはまずならない。それに比べてウユニはかなり標高が高く高山病になりやすいと聞いていたので、体調悪くなったらやだなあ。。と思いながら彼女の話を聞いていた。


一階ロビーの様子



8時ごろになるとスペイン語学校のクラスメイト、スイス人のMonikaがロビーまで降りてきた。彼女は私より一日早くTupizaに到着し、同じHotel La Torreに泊まっていたのだった。彼女も合流して3人で一緒に朝ごはんを食べながらスペイン語会話がかなり弾んだ。今思えばTupizaで過ごしたこの時間がウユニ旅行の中で一番スペイン語を喋っていたような気がする。笑


10時前にBeaと別れ、ホステルを出て乗馬ツアーを依頼しているVoy Toursという旅行会社へ。乗馬ツアーはMonikaが事前に予約してくれていたので、ただ彼女に着いて行くだけだった。というか今回、ウユニツアーも乗馬ツアーも全て彼女が手配してくれたので私はほとんど何もしていない。笑
私が自分でやったのはTupizaとPotosíの宿の予約ぐらいだ。

ウユニツアーと乗馬をお願いしたVoy Tours
乗馬は3時間で一人120Bs(≒2,500円)


Tupizaのcentroから馬小屋まで車で移動。
ミニカーの実写版みたいで可愛い。


馬小屋外観


すね当てとカウボーイハットを渡される


乗馬レクチャーの様子


準備ができたところで、いよいよ出発。目指すは赤い山に囲まれた荒涼地だ。基本は馬にまたがって手綱を手に持っているだけで勝手に進んでくれるのだが、私の馬はどうも相当お腹が空いていたのか、少し歩いただけですぐ立ち止まってそこら辺に生えてる雑草を食べる始末。ガイドの馬とMonikaの馬は大人しく言うことを聞いているだけに、この子がいちいち立ち止まるおかげで何度も手綱を引っ張って指示しないといけない羽目に。笑


道脇に生えてる雑草を食いまくる困ったちゃん

そうこうしてるうちにだんだんと岩山が見えてきた

出発から40分ほどでPuerta Del Diabloというビュースポットに到着。
日本語に直訳すると、悪魔のドアという意味だ。
ちなみに南米にはDiablo=悪魔と名前の付いた観光スポットが数多く存在する。有名どころで言うとアルゼンチン側のイグアスの滝、Garganda del DIablo(悪魔の喉笛)などがある。


辺り一面、赤い岩山とサボテンに囲まれた荒涼地帯。
個人的に岩肌とか変な形したでっかい山がすごく好きなので、思わずおおーっと感動の声が漏れた。


巨大岩群


サボテンがいっぱい

やんちゃ君と記念撮影



市内からは結構離れているので、タクシーか馬を使った方がベター。
一度馬から降りて一通り写真を撮った後、さらに奥へ奥へと進む。

どこまでも続く岩山群


Puerta Del Diabloからさらに30分ぐらい進むと、Cañon del Incaというところに到着。より背の高い岩肌が目の前にどん!とそびえ立っていて、思わず飲み込まれてしまいそうになる。


デカすぎて写真に収まりきらないのが残念


岩山を登ろうとしたがこれ以上前に進めない


どこから写真を撮っても綺麗に映る


この後は元来た道を戻り、馬たちとお別れし13:30ごろにcentroへ戻った。
前日にちゃんと寝れていなかったせいか、実は乗馬の時点でかなりお腹が空いていた。すぐにでも何か食べたいと思っていたが、実際に昼メシにありつくまでは色々と一悶着あったのである。


↓↓↓南米旅行137日目 Part2に続く↓↓↓


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