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【注意!】マルチ商法に誘われて(実話)

社会人になって、一年ちょっとたった時のこと。僕がまだネトラレ彼女と付き合っていた頃

彼女が趣味友達を見つけるために某掲示板アプリ、ジ○○ィーで楽器仲間を見つけたく利用していた。彼女はギターを持っていて楽譜があればある程度の簡単な曲を弾いて聞かせてくれた。ジ○○ィーで知り合ったのは男性だったが僕は特に会ったりするのは気にしてなかった。その男性の特徴は身長170cmくらいでスキンヘッドの眉なしでガリガリの色白で服装はオシャレなYシャツにジャケットを着こなしハットをかぶっていたらしい。この日記では色白スキンヘッドと呼ぶことにしよう。

ある日、彼女はその色白スキンヘッドからバーベキューに誘われた。しかも友達も連れて来て良いとのこと。彼女は「一人では不安だから一緒に来てほしい」と僕に言ってきた。めんどくさいと思い、最初は断ったがどうしてもと言われて渋々いく事になった。

【バーベキュー当日】暑い暑い夏の日だった。会場は当時住んでいた名古屋の大きな緑地公園だった。バーベキューの参加費を払い、楽しんだ。バーベキューに参加した人は色々な方がいた。綺麗な化粧の濃いアラサーぐらいの女性首にタオルをかけて高そうなTシャツを来た30後半の男性、もちろん色白スキンヘッドもいた。バーベキュー会場は街コンみたいな雰囲気だったので彼女とは友達という設定で参加した。

色んな人とは話したが僕は女性とLINEを交換することは出来なかった。しかしなぜか男性とは何人か交換した。僕は街コンと勘違いしてたみたい。彼女は沢山の男性と交換していた。羨ましい。バーベキュー自体は楽しかった。途中バトミントンしたり、お酒飲んだり、ラジバンダリ。(ほんとごめん。どうしても言いたかった)

後日交換した男性にいきなり食事に誘われた。あの色白スキンヘッドだ。いきなり誘われたし見た目のインパクトから僕は勝手に「ゲイなのかな」と警戒しながらも食事に行った。会話は普通の世間話だったと思う。後から聞いたがマルチ商法をやってる人はこうやって食事に相手を誘い、情報収集をしているらしい。

それ以降は色んなイベントに呼ばれ参加した。フットサルやバトミントン、飲み会等色々なイベントに参加した。楽しかった。しかしそのイベントにはバーベキューにいた人、多数名参加していた。これも後日談なのだが、マルチ商法をやっている人はこういうイベントにて人脈を作っている。バーベキューに参加したほとんどの人がマルチ商法をやっていた。

また、違う日に今度はバーベキューの時にいた綺麗な化粧の濃いアラサーの女性と食事に行った(長いのでアラサー女性とここでは言っておこう)。もちろんアラサー女性もマルチ商法をやっていた。

アラサー女性との会話はホントに世間話。会社の愚直や最近ただ生きているだけだという事など何気ない話した。愚痴をこぼした僕にアラサー女性は「若いのにもったいない。もっと人生楽しもうよ」みたいな事を言い、後にマルチ商法に誘ってきた。

巧妙な誘い方だった。これは実際に誘われた僕の実体験

「紹介したい人がいる」とアラサー女性に言われ、待ち合わせをして喫茶店に入り、紹介人の話をしてきた。一通り話が終わった後、アラサー女性に連絡が入り、その人を向かいに行った。その紹介人はカジュアルスーツにブランド物のバックを持ち、左手には高そうな時計をしていた。

これはあくまで僕調べなのだがハロー効果と言う心理学を使用しているようだ。人は初対面の人を見た目で判断することが多いので見た目で騙されてしまう。だから詐欺師はキチンとした恰好をしているのだ!(間違ってったらごめん)

その紹介人の話はビジネスの話ではなく、海外へ行った話や「こういう高いものを最近食べた」などの聞いている人に夢持たせる話が多い。話は1時間程度で終わり、また別日にその紹介人とアラサー女性との三人で何度かそんな会話をした。そして数回繰り返した後、ビジネスの話に切り替わった

ひょっとしたら僕はこの時点で洗脳されていたのかもしれない。

ビジネスの話とはネットワークビジネス(マルチ商法)の話だった。色んな話を聞いていたし、自分の本能のまま即答でやる意思表示をした。

意思表示をした所でいくつか注意点を話してきた。

1、ネット上の情報はやった事のない人が勝手に書いてるだけだから無視すること

2、このことはやり始めるまで誰にも話さないこと、相談しないこと

3、初期費用は掛からないが、商品を買わないとビジネスできないこと

【1】後から気が付いたことだがネット上には、デメリットがたくさん書いてあったり、マルチ商法をやっているひとの実名が書いてあり誹謗中傷が書かれていた。マイナスの情報なので情報をシャットアウトしたかったんだと思う。

【2】このことをちゃんとした知識なしに周りに話すと後に誘いにくくなるのと、周りにやめろと言われて「やっぱり辞める」と言いかねないかららしい。

【3】この注意点はわかる通り、お金が掛かることを遠回しに言ってるということ。僕の場合は30万円くらい支払って色々な商品を購入してビジネス権を獲得しました。

僕は、2を破って彼女だけに言ってしまった。彼女に当然止められた。しかし僕は止まらずに講習に参加したり、人脈作りも積極的した。当然仕事の後や休日に参加した。彼女にも泣かれ止められても自分をそれでも信じて活動した。一番最初に友達をマルチ商法に誘った日に事件が起きた。その帰り道に彼女から電話がかかってきた。

電話の内容は泣きながら「何を言ってもマルチ商法やると思うから別れてほしい」のこと。この電話は友達の隣で話していたから友達はそれを見て察した友達は、「今すぐ彼女の所に行ってこのビジネスをやめると伝えてこい」と言ってくれた。ここでようやく自分のやっていることに気が付き僕はすぐ彼女のところに行きました。そしてごめんと謝り、もうこんな事やめるよと伝えた。

まだ取り返しのつく所で立ち止まって良かったと後悔より安心感の方が強かった

まとめ

ネットワークビジネス(マルチ商法)は確かにちゃんとしたビジネスだし、やり方次第ではかなり稼げると思う。しかし周りを悲しませたり、借金まみれの人生になるかもしれない。それを踏まえてビジネスをやる人やって欲しい。あくまで失敗談を話した。しかし決して否定派ではないが僕はこの出来事以降何回も誘いがあったが全てお断りをしています。もし、マルチ商法をやっている人がいるかも知れないが気を悪くしないでください。                 応援しています。

be to continue

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最後までお読みいただきありがとうございます。こうして文章を書いていると元カノの話ばっかりで女々しい自分が恥ずかしい(*ノωノ)。知り合いや友達に見られたら死んでしまうくらいの黒歴史です。もう怖い。  ではまた。



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