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独自性のある製品開発を/家具D2Cタンスのゲン、商品部の社員へのインタビュー

今回は、タンスのゲン株式会社の商品部で働く社員にインタビューしてみました。


タンスのゲン株式会社は家具×ECの会社です。

タンスのゲン株式会社は、福岡県大川市に本社を置く家具・寝具・家電・インテリア用品等の製造販売を手掛ける企業。実店舗での販売を行わず、通販サイト「タンスのゲン本店」やネット通販モールに複数出店し販売をおこなっています。もともとタンス工場として1964年に創業しましたが、2002年にインターネット通販事業に参入して以降、数々の賞を受賞するなど、家具×ECのパイオニア的企業となっています。

タンスのゲンの本社。ここでの販売は行わず、インターネットのみの販売となります。

タンスのゲンはD2Cの企業、オリジナル製品をファブレスで開発

暮らしのデザインに重点を置いたビジネスによって、潜在ニーズを適切に汲み取ったプロダクトデザインを可能にしています。自社に留まらない膨大な製造ネットワークによって、他社では実現できない仕様やスピードでオリジナル商品を提供しています。

実際のタンスのゲンのサイトを見ると、多種多様なアイテムがラインナップされていますが、そのほとんどが自社開発製品です。

今回インタビューするのは、こちらの方です。

新宮 匠  タンスのゲン株式会社商品部に所属。
九州大学 芸術工学部 2021年卒業

入社のきっかけを教えてください 

ものづくりに携わるような仕事に就きたいと思ったからです。大学の進学で福岡に来たのですが、暮らしていく中で都市の規模感やごはんのおいしさなどに魅力を感じ福岡での就職を決意しました。商品開発の職種に絞って就職活動を始めたところ、インテリアの市場規模が大きいことが分かりました。この2軸で探していたところ、時代の変化に合わせて進化していくこの会社で人の暮らしを豊かにするような商品を開発したいと思い、入社を決めました。


製品サンプルの確認の様子

タンスのゲンはどんなところが魅力ですか? 

タンスのゲンではこれまでに2700点以上の商品を取り扱っており、様々な商品のノウハウがあるのでカテゴリーに縛られずに商品開発に挑戦できるところが魅力だと思っています。 自身が企画した商品の提案を行う際には会長や社長に提案し、たとえ商品化がストップしてしまってもその場で直接フィードバックをいただくことで納得でき、次回の企画提案に繋げることができます。また、社員の方々は部署問わず明るい方が多く活気のある雰囲気なのでコミュニケーションをとりやすく、意見を出し合えるので部署間での連携もしやすい環境であると思います。

▽タンスのゲン株式会社は、ファブレスでものづくりを行います。家具の生産工場で10年以上経験を積んだ「匠」が複数人在籍しており、弊社会長もその1人です。詳しくは下記リンクをご参照ください。

働いていて苦労したこと、大変だったことはありますか? 

弊社は工場を持っていないので商品開発をする際には取引先の工場のできる範囲を理解することから始まります。その工場のできる範囲を理解した上でどういった商品を開発していくのかを考えることが非常に難しいです。 オリジナリティ溢れる新しい商品を数多く生み出していくためには、こちらから取引先の工場のできる範囲を交渉次第で徐々に広げていくこともできると思います。交渉する上で大変なことも多くありますが、より良い商品をお届けするために、条件を見極め、粘り強い交渉力で商品開発に取り組んでいます。

デザインだけでなく、海外工場の訪問・交渉も実施します。

タンスのゲンのこれからのものづくりは? 

これまでの市場には出ていない新しい視点での商品開発を行っていきたいです。 入社してからこれまでにたくさんの市場調査を行って商品を開発してきましたが、世の中にはありとあらゆる物がたくさん存在しています。商品部ではお客様から実際にいただいた商品レビューをもとに新商品を開発したり、トレンドや流行に合わせて暮らしを豊かにするような商品を開発しています。現在も数多くの商品の管理や開発を担当していますが、今後はさらにタンスのゲンのブランド価値を高められるようなシリーズ商品の開発にも挑戦してみたいです。

▽最近の開発製品

新宮さんが最近デザイン、商品化したスラックスハンガー。棚付きで便利。



まとめ


今回はインタビューを通してタンスのゲンのものづくりについて確認していきました。今後もデザインの力でお客様の暮らしをより良いものにできるよう尽力してまいります。

↓タンスのゲンコーポレートサイトはこちら


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