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「型」と「差」で生産性は上がる!-プログラミング的思考で仕事の生産性UP!#05-

毎週の投稿を目標にしていたのに、早くも先週はスキップとなりました・・・
継続の難しさを痛感します。

目標4000字をどうやって捻り出そうと考えていたら、世間ではchatGPTが注目されているらしい、ということで私もAIの力を借りてみることにしました。

結論、わりと賢い!
でも嘘とか誤解もかなりあるので・・・見抜けないと安易に使えないですね。

最初の返しに嘘っぽい内容が含まれていたので、
「それ嘘だよね?」
と指摘したところ、謝罪とともに、どの辺がおかしいと思うのか?と聞かれたので教えてあげたら、ちゃんとリカバリしてきました。
えらい。
こうやって世界中に散らばっている知恵と知識を使って自身をupdateして、あっという間に賢くなるのでしょうね。
2年後には「ググる」は死語かな。いや1年後??


さて、この連載ではプログラミング的思考を使って仕事の生産性を上げる方法を紹介しています。

生産性=成果/時間
よって、生産性を上げる方向性としては大きく2つでした。
①「時間」を減らす
②「成果」を増やす

今回は、①「時間」を減らす手段として、「オブジェクト指向」という考え方の中の「継承」というものを紹介します。

この時点で興味がなくなった、理解できる気がしない、という方は、下にある鯛焼きの写真までスクロールしてokです!

本質は型に含まれる


オブジェクト指向?何それ?
という方のために、chatGPTに解説してもらいました。
オブジェクト指向を、ITの専門家でない人にも分かるように説明して!

オブジェクト指向とは、プログラミングの手法の一つで、現実世界のものをプログラム上で再現することができます。例えば、車や犬、人、銀行口座など、日常生活で見かける様々なものをプログラム上で再現できます。

プログラムの中で、オブジェクトは設計図(クラス)を元にして作られます。設計図には、オブジェクトがどのような機能を持っているか、どのような情報を保持しているかが記述されています。

例えば、犬の場合、犬という設計図には、鳴くという機能や、名前という情報が含まれます。この犬という設計図から、実際の犬オブジェクトを作成することができます。実際の犬オブジェクトは、犬という設計図を元に、鳴くという機能を実行したり、名前という情報を保持したりすることができます。

オブジェクト指向の利点は、再利用性や保守性が高くなることです。設計図を元にして、似たような機能を持ったオブジェクトを作成することができます。また、オブジェクト指向は、大規模なプログラムの開発に適しており、複数人で開発する際にも役立ちます。

簡単に言うと、オブジェクト指向は現実世界のものをプログラム上で再現する手法で、設計図を元にしてオブジェクトを作成することができます。オブジェクト指向を使うことで、再利用性や保守性が高くなり、大規模なプログラムの開発に適しているということです。

犬のプログラム?
という謎の説明になっていますが、要は、クッキーを100個作るときは、はじめに「型」をつくると便利!
という話です。

型というのは、たとえば鯛焼きを作るときに使うこういうのですね。

この型を使えば、鯛のカタチや模様は全て同じのまま、中の餡をカスタードやチーズに変えたり、生地に抹茶をまぜたりと、鯛焼きのバリエーションを増やすことが簡単にできます。

型を使うメリットの一つが、同じものを量産できる、というものです。
非常に効率が良いですよね。

でも今回、伝えたいのはもう一つのメリットの方です。
それは、本質を失わずに新しいものが作れる、ということです。

鯛焼きが鯛焼きであるために一番大切なことは、おそらく誰がどう見ても魚に見えるこのカタチと模様、でしょう。

これまでにない斬新な鯛焼きを発明したい!と思ったとき、鯛焼きの型を使わなければ、たとえどんなに味が良くても、「鯛焼き」だと認識されないかもしれません。
New鯛焼き!で売り出す予定が、単なる和菓子の一つ、となってしまうのは残念ですよね。

つまり、本質をおさえておかないと、せっかくの「差」が効果を生まない、むしろ逆効果になりかねない、ということです。

型を使えば、モレなく本質を抑えられる

仕事に置き換えて、もう少し考えてみます。

世の中には、フレームワークというものがありますよね。これがいわゆる「型」です。
よく知られているものだと仮説検証のPDCA、目標達成のOKR、プロセスを整理する5W1Hあたりでしょうか。
いわゆるビジネスフレームワークとなると、SWOTやPEST、ビジネスモデルキャンバスなどなど、たくさんあります。
詳しく知りたい方は、chatGPTに
「よく知られているビジネスフレームワークについて教えて」とお願いすると、分かりやすく解説してくれますよ。

仕事でこうしたフレームワークを使うメリットは、モレなく情報を整理できる、ということです。
もう少し丁寧にいうと、本質的に欠けてはいけない情報をモレなく整理できる、ということです。

5W1Hのフレームワークを使って考えてみます。
実はいま、我が家の和室をリフォームして仕事部屋にしようと考えています。
それで先日、リフォームの営業さんに来てもらっていろいろと話をしました。
こーしたい、あーしたい、と一方的に伝える私の話を聞きながら、その営業さんは
・その部屋を使うのは誰?(Who?)
・部屋の用途は?(What?)
・具体的に何に困っている?(Why?)
・リフォームしたい範囲は?(Where?)
・使う時間帯は?(When?)
などの質問をしながら、最終的に、How?として具体的なリフォーム方法を提案する流れで進んでいきました。

もしこの場で、5Wの質問のどれかが欠けてしまうと、あらためて確認が必要になるので時間を無駄にしてしまいます。
不慣れな新人さんからベテランさんまで、同じクオリティで成果を出せる点が型を使うメリットですね。
つまり、営業という仕事に5W1Hの型を使えば、お客さまのニーズを把握する、という本質的な目的を果たせるわけです。

差に注力できれば生産性が上がる

でも、お客さんに喜んでもらう提案をするには、最低限の情報を仕入れるだけでは足りないことが多いと思います。
そこで重要になるのが、お客さんが重要視していることは何か?ということをしっかり抑えることです。
これを把握することが、差別化の話に繋がります。

例えばそのお客さんが、コストに非常にシビアで、機能的にある程度の諦めが必要ならそれも致し方ない、と考える人なのか
それとも、絶対に譲れない要件があって、そのために予算をオーバーするのはやむを得ない、と考える人なのか。
それによって、提案の内容は変えた方が良さそうですね。

何を重要視していますか?
と質問しても、答えてくれるとは限らないので、営業するときはあの手この手でいろんな質問を投げかけて情報を仕入れます。
このとき、慣れないと深掘りすることに夢中になりすぎて5Wの一部を聞き忘れてしまうかもしれません。
そんなトラブルを防いでくれるのが、型を使うメリットである、ということを先ほども書きました。

鯛のカタチと模様がないお菓子は、いくら美味しくても鯛焼きとは見なされなません。
同じように、聞くべきことをちゃんと聞けない営業さんは、営業の仕事を果たしていない、ということになってしまいます。
余計な時間がかかるという意味で、その営業さんの生産性は低い、ということですね。
生産性=成果/時間

逆に言えば、当たり前に聞くべきことは、型をつかってもれなく聞くようにする。
その上で、良い提案に繋げるためにどんな質問をするのが効果的か?ということを考えて実践しながらノウハウを身につける。
つまり、時間を減らして成果を増やすことができるので、生産性が高まる、というわけです。

プログラミングの世界でも型と差が役立つ

参考までに、このような考え方がプログラミングの世界でどのように使われているのかもご紹介します。
例えば、先ほどのリフォーム営業をオンラインのチャットボットで対応することを考えてみます。

プログラムを設計する際に、たとえば5つの質問を順番に聞くことを考えるとします。
・Who?主に誰が使いますか?
・Why?具体的に何に困っていますか?
・What?部屋の用途はなんですか?
・When?主に使う時間帯はいつですか?
・Where?リフォームしたい範囲はどこですか?
そうすれば、必要な情報をもれなく拾えますよね。

ちなみにこのチャットボットのプログラム、もしかして別の用途にも使えるのでは?と思った方はするどいです。
実はこの5W1Hの型というのは、いわゆる問題解決のアプローチであれば何にでも使えるのです。

例えば、病気の簡易診断や、自分に合った塾探し、など何らか解決したいことが決まっているケースでは、だいたい5Wの質問に整理することができます。
1つ1つの質問を考えるよりも、早いし、モレなく質問できるので効率が良いですよね。
あとはそこで得た情報をもとに最適な回答を返す、ということができればOKです。
つまり、鯛焼きの型はプログラミングにも応用できる、というわけです。

先人から受け継ぐノウハウは型にすべし

今回は比較的シンプルな例で説明したので、そんなの当たり前にやっているよ、という声が聞こえてきそうですが
これを、あらゆる場面に取り入れることができれば生産性が上がる、というのが今回伝えたかったことです。

最後に、私が伝えたいことをnoteのAIアシスタントに伝えたら、こんな素敵な要約にしてくれたのでその文章をもって終わります。

以下は、AIアシスタントが書いてくれた文章です。(少しだけ手を入れましたがほぼそのまま)

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仕事においては、上司や先輩から学ぶことや、過去の経験を活かすことを是非考えてみてください。
過去の知識や経験を再利用し、新しい仕事や課題に取り組むことで、より効率的に業務を進めることができます。

また、人生においても、親から受け継いだ知識や価値観、先人から学んだ教訓や知恵を継承することで、より良い人生を送ることができると考えられます。

オブジェクト指向の継承の考え方は、プログラミングの世界だけでなく、様々な場面で役立つ考え方として活用することができます。
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すごいですよねー
今後も積極的に使っていきたいと思います。

さて次回は、時間を減らして生産性を上げるための考え方のうち、マルチタスクについて語ります。
ではまた!



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