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フグタ社長業務日誌『半径200mの日常』

このシリーズは2007年9月~2008年9月まで1年にわたる、福田康夫総理の「首相動静」を基にしたフィクション(パロディ)です。※巻4は自2008年1月1日~至1月31日。

フグタ社長業務日誌(巻4-6):1月22日(火)

 午前7時46分、A発。同47分、B着。取締役会。
 9時54分、B発。同56分、C着。会議。
 午後0時2分、C発。同3分、B着。打合せ・昼食。
 1時55分、B発。同56分、C着。会議。
 4時31分、C発。同32分、B着。出張に出る社員と面会。
 5時23分、B発。同30分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。パーティ挨拶。
 6時17分、同ホテル発。同25分、B着。打合せ・取材。
 8時15分、B発。同16分、C着。 以下略

 私の一日なんて、ほぼ半径200mもあれば済むのである。むなしいなあ。

※写真のAは社宅、Bは会社、Cはイベント用会議室です。2㎞ほど先のニューオータニへ行ったのが本日最高の遠出でした。(秘書注)

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注:
Aは首相公邸、Bが首相官邸、Cが国会議事堂である。大きな道路に面しているが、首相は横断歩道を渡って官邸と国会を行き来しているわけではない。実は地下でつながっている。通路には赤じゅうたんが敷かれているらしい。
※『フグタ社長業務日誌:半径200mの日常』は、ブログ『tanpopost』に2008年1月23日 付けで掲載したものです。


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