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9月17日 人から人へ物が渡るたび、素敵なオーラを纏ってゆく

今日は札幌市北18条にあるシーソーブックスさん(書店)の古本市に参加した。思えば一年前、『ゆとりや』として初めて出展したのがこの古本市。思い入れのあるイベントだ。朝早起きが苦手な私も、今日ばかりはすんなりと起きることができた。

古本市といいつつも私が作ったハンドメイド雑貨も陳列する。押し花をイメージしたカラフルな栞やテディベア、ヘアピンなど。レトロな裁縫道具箱を宝箱に変身させて、キラキラカラフルな世界に大変身。

古本市なのだから、雑貨類はあまり動きがないだろうと思っていたけれど、なんと開始するなりすぐ売れたのでびっくり。お客さんはヘアピンを購入してくださった。なんでもお孫さんへのプレゼントだそう。誰かから誰かに物が渡っていく。渡るたびに思いは強まり、それは素敵なオーラを纏っていくんだろうな。

そんなことを考えていると、次は栞が動いた。
普通な栞では私らしくないと思い、押し花をイメージしたお花の形の栞をフェルトで作った。ビーズをあしらったり刺繍を施したりと唯一無二な栞。

本の相棒。

自分が作った物が目の前で手に取られる瞬間、これくださいと伝えられる瞬間、本当に心から嬉しい。何にも変え難い喜び。

正直なところ、ネットでは商品が動いていない。自己嫌悪に陥る日もあったけれど、今日はお客さんの顔を見てありがとうございますと言えたことが心から嬉しかった。

また頑張ろうと思える、次も喜ばせたいと思う。
そんなこんなでもう23時近く。書きたいことは山ほどあるけれど、今言葉にできるのはこのくらいかもしれない。というわけでおやすみなさい。

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