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マスク×コミュニケーション×マナー

 新型コロナウイルスを懸念して、マスクや消毒薬が品薄になる状況は、日常生活の不安をあおりますね。いつから使い捨てマスクを使うようになったのか、給食マスクが紙マスクになったのか、全くの無意識の中で生活をしていました。ここ10年で随分と紙マスクが普及したように感じます。
緊張を抑えるためにマスクで顔を隠して家から一歩外に出る。自分の顔を覚えられたくないから、身を隠すためにマスクで顔を隠して外出する。ニキビや剃り跡を隠すため、素顔を隠すため、入れ歯を外して外出するためと、外見を気にしてマスクをする。花粉を防止するためにマスクをする。咳の影響を考えてマスクをする、など。色んな理由でマスクが重宝されていますね。
意識が高まるのは良いですが、予防・不安・恐怖の気持ちが大きくなり、パニック買いになるのはどうなのか…。そして、それを言い訳にするのも、どうなのか…。感染者の皆様や、その方々をサポートする皆様方のことを考えると、何とも言えない気持ちになります。誰も悪いわけでは無いのだから。

本題からそれましたが、人とコミュニケーションをとるとき、
 1 マスクがあるから話せる
 2 マスクを外して話す
この2つの意味を考えてみましょう。

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1 マスクがあるから話せる人の中には、感染リスクの軽減や、歯並びの悪さや口臭に悩んでいる人、相手の口臭を受け入れたくない人もいます。自分への自信のなさや不安をマスクでカモフラージュする人もいます。

2 マスクを外して話す人の中には、無頓着な人とは限らず、口の動きを見せることで、目からの情報も相手に伝えると考える人もいます。口臭には気づいていないかもしれません。

 どちらも、相手を考えてのマナーやエチケットとしては申し分がありません。良し悪しではないということです。ただし、場に応じて脱着をすることを忘れずに。つけっぱなし、外しっぱなしではなく、話す相手に一言伝えて、その場に合わせる臨機応変さが必要です。

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 健康で働き続けるためには、自分で予防することが大切です。食事、体力づくり、清潔保持、睡眠、ストレス発散など、様々な予防がありますね。自分で自分の身を守り、自分の周りの方々にも気づいてもらい、皆で意識が高まることは素晴らしいと思います。
 外出する際にマスクを着用して、その後は消毒スプレーをかけてまた使用するなど、それぞれの方法で対策をしている事と思います。手洗いうがいも忘れないようにしましょうね。そして、靴は盲点とのことです。運動靴など洗う時や、ブラシで靴を磨く時、玄関で靴をそろえる時も、マスクを着用して手を洗うなど、出来る範囲内で予防していきましょうね。

※NHK特設サイト 新型コロナウイルス「私たちはどう行動する」が理解しやすく映像もあります。首相官邸HPからは、職場等で使える予防パンフレットがダウンロードできます。厚生労働省HPには統計や制度の案内等が網羅されています(東京ガールズコレクションとのコラボ動画もあり)。普段テレビを見ない方々に、正しい情報が届きますように。




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