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未来学者も予測ができない未来。

何気にテレビを見ていたら、未来学者のエイミー・ウェブ(Amy Webb)さんが出演していました。今迄は、何らかの予兆があり、そのシグナルを読み解くことで未来を予測することができたものの、コロナの影響で未来が予測しにくくなった、という内容でした。

AI時代の未来観としては「よくなっていく、できなかったことができていく、たのしくなっていく」という明るく便利な世の中を想像していました。
キャリアコンサルタントとして、これからの時代を創る若者には特に「想像・創造」楽しんでもらい、未来を創る仕事はいくらでもあり、好奇心こそが未来を創る、と考え、メッセージしていました。未来は与えられるものではなく自ら創り出すものですからね。

冒頭に戻りますが
コロナと共に発展しているものとして、接触確認アプリの存在がありますね。お住まいの地域の公衆衛生行政機関からアプリをダウンロードすることで、通知が届くというサービスです。
海外では、このアプリ開発が進んでおり、日本も後を追っている、という形です。

それだけではありません。

エイミー・ウェブさんは、これらも含めたAIの発達について、ビッグナインと呼ばれるIT企業に注目しているとのことです。
米国ではGoogle、Microsoft、Amazon、Facebook、IBM、Apple
(通称「G-MAFIA」)
中国ではBaidu、Alibaba、Tencent(通称「BAT」)。
G-MAFIAは資本主義市場の力に頼られ、 BATは中国政府の意志に応えるものです。特に、中国は世界NO1のAI開発技術を持ち、国の政策と共に生きていますね。情報の収集能力高く、優秀な人材が育成されています。

今後は、「生体情報の時代」になり、AIの進化と共に個人の生態情報がIT企業からデータ収集されることになるですが、未だに正しく使えるようなルールがないとのことでした。国際ルールもないとのことです。ルールがないといというのは、個人情報が洩れ、危ないということです。
こうして、超個人情報となる生体情報を活用することで、保険加入や職業選択が自動的に振り分けることも可能になる、わけですね。

う~ん。キャリアコンサルタントの仕事も、個々人の職業選択の自由も、生体情報の収集と共に形を変えるのかもしれませんね。
寄り道キャリア、プランドハプンスタンスなどのゆらぎのある迷い気づきがどのように形を変えていくのか、楽しみでもあり、不安にもなります。

未来が洗練されても、味のある生き方をして、人情味あふれる人達と「腹で笑って心で泣いて」というようにその時々の出会いを楽しみたいものです。

アンドロイドが接待をする時代になったとしても、です。



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