もう一度、#芸術から一句。
こちらの企画にもう一度。
いいのかな?って思いながら、もう一度、記事、作っちゃいます!
秦基博さんの『アイ』という曲で一首。
閉じた窓開いて君を見つけたよ大切もの与え合いたい
これは昨日の記事で書いた短歌の返歌のようなつもりで書きました。
秦基博さんの声って、あったかくて優しいけどちょっとだけざらりとした感触があって、お父さんのツイードのジャケットを着た時みたいな感じがするなって思っていたので、秋に似合っているような気がしていました。
この二つの曲をつなげて聴いてみると、とっても素敵な物語ができそうな気がします。
亡くなった父はおしゃれがとても好きな人で、数は多くなかったけれど、しっかりとした品質の服を揃えて持っていました。
人は服装で対応するものだから、服と靴はきちんとしたものを身に着けるべきだという考え方の人でした。
父のツイードのジャケットは本当に素敵でした。
本当の本当は人見知りで怖がりだった父が、自分の役割を果すためにしていた工夫の中のひとつが、身なりをきちんと整える、ということだったのかも知れません。
ふんわりと温かく、けれども少しだけざらりとした感触もあったツイードのジャケットは軽くて縫製もしっかりとしていて、射すような寒さから体を守ってくれる心強い存在でした。
父は緊張を要するような仕事に向かっていく時にあのジャケットに守ってもらっていたんっだと思うんです。
その父が母と私たちを守ってくれていました。
だから、あのジャケットは家族みんなも守ってくれていたのです。
温かく軽く、でもきちんとしてしっかりとしていて、仕事の場面で父を守ってくれていたもの。
ちょっとだけそんなことを思い出してしまいました。
秦基博さんの『アイ』素敵な曲です。
動画は貼れませんでしたが、ぜひ、聴いてみてくださいね💕
ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。