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夏休みの子ども事情と弁当事情

ついに夏休みが始まった。
親にとっては約40日間の試練の始まりである。

現在高学年となった娘は、
毎日エアコンのきいた部屋でYouTubeを見てはダラダラし、
キャベツ太郎を食べてはダラダラし、
宿題をやったかと思えば早々に漫画へ移行し再びダラダラし・・・というダラダラ三昧な日々を送っている。

今年の夏休みは私も無職なので、娘の相手やら生活面でのフォローはできている。
しかし、昨年の夏休みは普通に仕事をしていたので(フルリモートで働いていた)、
暇になると私の仕事部屋に入ってきてニヤニヤしながらzoomを覗きに来て、私に睨まれウヒャヒャと喜んでいたり、

社内mtgでしゃべっている時に
「お母さん!お母さん!キャベツ太郎食べていい?」と、
絶対に「勝手に食ってろ」と言われることが分かった上で聞きに来たり
など、もう仕事の邪魔になる事この上なしだった。

塾の夏期講習に通ってもいたので、四六時中というわけではなかったが、
自宅に子どもがいる状態で長時間仕事をするのは思っている以上に大変なのだ。
だから、
「在宅ならお子さん見れますよね?」
「なんで在宅なのに学童入れるんですか?」みたいな意見は、大嫌いである。
(ちなみに、我が地域ではそういったことはなく、在宅だろうが働いてることに変わりなし、みんな大変!という感じでとても感謝しています)

以前は学童に通わせていたのだが、それはそれで大変だった。
毎朝の弁当作りが最たるものである。

子どもを学童に通わせているママたち(当時の私も含め)にとって、「夏休み」は「弁当作り」の枕詞なんじゃないかと思うくらいだった。


夏休み 弁当作りで 早起きだ とても辛いよどうしよう
夏休み 茶色い弁当 美味しいね

(この際枕詞でも季語でもなんでもよくなった。完全にシュレッダー行き)

1年生、学童入りたての桜が咲いていた時期は、
「子どもは1日頑張ってくるし、せめてお弁当だけは喜んでくれるようなものを作ろう!」
なんて思って、毎日毎日手を変え品を変え、同じようなお弁当が続かないように写真に収めたりもしていた(・・・って、今思うと素晴らしすぎる母親ではないか)。

だが、夏休みが始まり、過ぎていくにつれ、そして学年が大きくなるにつれ、
「喜んでほしい」と「面倒くさい」の比重が逆転するのは経験者の方はよーくよーくお分かりだと思う。

いや、比重が逆転しても、見た目は変わらない弁当を作ってきたつもり・・・だけど、
完成した弁当を見て色味が茶色に寄りすぎてるとか微妙に弁当箱に隙間があるとか、
そうなると思いっきり色鮮やかなピックで無駄におかずをブスブス刺してみたり、
あえてソースやお醤油を魚の形になったタレ瓶に入れて隙間に詰め込んでみたり、なんとなく場当たり的な対応になっていたのは否定のしようがない。

でも、仕事が終わって迎えに行くと、
「お母さん、今日のお弁当美味しかった~(^▽^)ピカピカにしたよ~♡」と笑顔で言ってくれることがとても嬉しかった。
それに対して私は、
「わー、ありがとう!キレイに食べてくれて嬉しいよ!」
と笑顔で返事をするのだが、その言葉とは裏腹に、
「め、面倒とか思ってごめんね・・・( ;∀;)」
と一人こっそり涙するのであった。


もしも今、同じ立場の方がこれを読んでくださっているならば・・・
お互い頑張って乗り切りましょう!!!


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