見出し画像

サイクルの速さ、まさに鬼!?~鬼速PDCA~ ぼくの教科書【#5】

今日の教訓

「どんなこともPDCAサイクルになり、どんなPDCAサイクルも鬼速になる」

画像5

こんな人におすすめ度☆☆☆☆☆

・PDCAサイクルについて学びたい人
・鬼速で物事を進めたい人
・計画を実行に移すのが苦手な人

どんな本?

画像1

まずはPDCAサイクルの基礎から、その次に、”鬼速”PDCAについて説明してくれています。

PDCAサイクルとは、計画→行動→検証→調節→計画→・・・を繰り返していくフレームワークで、最大効率で物事を進めるのに役立ちます。

簡単にですが、P・D・C・Aそれぞれについて見ていきましょう。

”PLAN”ー計画ー

画像2

著者:冨田和成さんは、PDCAのうち「PLANが5割を占める」とおっしゃっています。

計画するにはまずゴールを設定しなければいけません。そのゴールは、現在値とのギャップを正確に知るために「定量的」にします。また、そのゴールを達成した自分がどれだけワクワクしているか「定性的」な判断も忘れないようにします。

あるところに住む男子大学生A君は、「3か月後までにkg減量する」というゴールを設定しました。

ゴールを設定したら、ここから計画に移ります。いくつかの計画を「期日・制限」と「目標値」をつけながら作ります。いくつかの計画ができたら「インパクト」「時間」「手軽さ」によって点数をつけ、優先事項を決めます。

決定した計画はKPIとして”見える化”しておきます。

Aくんは、「毎日5kmランニングする」ことと、「食事のカロリーを記録する」という計画をかかげ、付箋に書き、壁に貼っておきました。

”DO”-行動-

画像3

行動フェーズでは、まず計画したことをどんどん細かいタスクレベルまで落とし込みます。きいたらすぐに行動する方法がわかり、行動に移せるレベルまでです。これを「TODO」と呼ぶことにします。

このTODOは、日常に取り込み、仕組化することで楽になります。

A君は、「お風呂前に30分時間をつくり、5kmランニングする」ことと、「食事の際に、写真をとるだけでカロリーを記録してくれるアプリをつかう」というTODOをかかげました。

”CHECK”ー検証ー

画像4

行動結果を検証します。その際、目標値とのずれだけではなく、目標値に達成しているものも、それにかかった時間を検証します。

検証するときは、客観的に行います。検証の母数も多く用意し、なるべく早く検証します。

検証はしなくても、ゴールに近づいている気がしますが、それは罠です。効率が最大でなかったり、効果のないことまでTODOしていたりしますので、検証は怠ってはいけません。

A君は、ダイエット開始から2週間たった日に検証を行いました。すると、A君は「走るのが苦手で、同じ効果をなわとびなら15分で出せること」そして、「カロリーの評価があいまいで、しっかり理解していないこと」の2つが検証結果としてでました。

”ADJUST”ー調整ー

画像6

※PDCAでは、Aを”ACT”とする場合が多いですが、鬼速PDCAでは”ADJUST”としています。

検証でわかったことに対して、「中止」「変更」「追加」の3点から調節を行います。

ここで、計画に変更があればPLANへ、なければとばしてDOにつなげます。このフェーズは次への橋渡しなので、より早く行います。

A君は「ランニングのTODOを’中止’。なわとびのTODOに’変更’」し、「カロリーについての勉強を’追加’」しました。

鬼速とは

画像7

鬼速にするには、とにかく早く、細かくサイクルを回していきます。

すべてのフェーズを鬼速で行い、また、どんどん新規のPDCAサイクルを作り、まわしていきます。

A君は、「なわとびの方法サイクル」も回し、最高の飛び方で運動しました。「ジムに通う」という計画と行動も追加し、鍛えました。結果、A君は、夏の海には敵がいないほどの体を手に入れ、最高の夏をすごしましたとさ。

おわりに

画像8

雑ですが笑、サイクルの本当の姿はこうなりますね。

みなさんも、鬼速のPDCAを手に入れ、ゴールに到達してください!

ここまで読んでいただいてありがとうございました。ぼくも、このサイクルを意識して、目標達成していきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?