大正浪漫に浸る「鳳来館」
こんにちは!3度の飯よりレトロ建築が好き!ヒトミです。
愛知県新城市、1時間に1本しかないローカルなJR飯田線、三河大野駅で下車して歩くこと約10分。静かな街道にコンクリート造りの重厚な建物があります。
「美術珈琲」と書かれたこの建物が「鳳来館」です!
「鳳来館」とは・・・
大正14年、愛知県三河全域で営業していた大野銀行の本店として建設された建物です。今では1階がカフェ、2階が展示スペースとして利用されています。
コーヒーを注文するとサイフォンで出てくるので2杯分くらい楽しめます!そしてカップ&ソーサーは全て違う柄なので自分にはどんな柄のがくるのか楽しみです(*^-^*)
この日はシフォンケーキを頼んでみました。なんだか懐かしい雰囲気の盛り付けです!
大正時代の銀行を色濃く残す店内
奥の場所は融資の話などがされるスペースだったのでしょうか??
店の奥には元頭取室があります。
今では落ち着いた雰囲気のステキな空間です・・・(*´ω`*)
大正浪漫な照明。かわいい。
公衆電話。ただのインテリアとして欲しい。
品格のある2階
直線の気高い階段を上がり2階へ・・・
披露宴会場かな?と思うような部屋ですがここは展示スペース。元は何に使われる部屋だったんでしょう?
天井のレリーフに格式の高さを感じます。。。
当時の物なのかは不明ですがシャンデリアも綺麗です。
小さい部屋でも雰囲気たっぷり。
非日常感の中でくつろぎを
よく人に「建築見るのが趣味」と話すとだいたい「見てどうすんの?」と返されることが多くて「まあ、興味ない人からしたらそうだろうな」と感じるのですが
この鳳来館はまるで大正時代にタイムスリップしたかのような店内でコーヒーやランチを楽しめるので建築に興味ない人にもお勧めしやすい場所です。
しばし日常を忘れてのんびりコーヒー飲む時間も大事だと思わせてくれる建物でした!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
また次の記事も読んでいただけると幸いです!!
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