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w杯の本田圭佑解説         「リトル本田」と習慣の関係

サッカーのカタールw杯は12月18日に閉幕しました。
ベスト8進出はなりませんでしたが、森保ジャパンのドイツ、スペインを撃破した1次リーグでは、日本中が大きな歓喜に包まれました。

色々な話題がありましたが、インターネットテレビ局の「ABEMA」での本田圭佑の解説が話題を呼びました。

本田圭佑といえばメンタルの強さが良く取りざたされます。
「ポジティブな考え方」とそれを「実行する力」がその本質にあります。

私が本田圭佑の言葉で、印象に強く残っているは次のフレーズです。

「自分の中にリトル本田を作る」

この言葉はイタリアの名門ACミランに入団をした時、彼がコメントした言葉でした。

「自分の中の小さな自分」とは、いったいどんな意味なのでしょうか?
この言葉が独り歩きし、色々な意味で語られているようですが、実際彼が言わんとしたことは、次のような意味だったそうです。

(俺は)自分の頭や心の中にいる、いわゆるもう一人の本質的な素の自分に、常に問いかけるようにしている。人間は本音でものを言わないし、見られたくないものを隠しがちだ。でも本当の自分は、常に自分に対して嘘はつかない。

解釈は違うかもしれませんが、私はこの言葉を聞いた時、「夢に向かって進んでいる自分、ひいては一日の練習中や優勝をかけて戦っている試合の最中に、自分を客観的に見ているもうひとりの自分をもっている」という意味に捉えました。

「今の自分は、夢に本気で向かい合っているのであろうか?」
「今の自分は練習をサボりたいと思っていないか?」
「あそこでパスを受け、このタイミングでシュートをしろ」

このようにもう一人の自分と自問自答することで、自分自身を冷静にコントロールできるというようなインスピレーションを受けたのです。

「リトル本田」が本物の本田圭佑自身に語り掛ける。その一方で、本田圭佑が「リトル本田」を自分のコピーロボットとして、指令し行動を起こさせている。

サッカーのTVゲームの前で、自分自身の分身であるアバターを操作して、ゲームを楽しむような感覚と近いのかもしれません。

二人でタッグを組み共働で夢を追いかける、そのような二重の意味がそこに含まれていると考えると、とてもワクワクしてきませんか?

私はこの言葉からインスピレーションを受け、『習慣は自動操縦で身につける』という本を書き上げました。

脳のナビに目的地を入力し、自動運転モードに切り替え、もう一人の自分が自動運転をしてくれるという画期的な方法を書いた本です。

あなたも、もう一人の小さな自分「リトル〇〇」とタッグを組んでみませんか?


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