スクールカースト底辺の呪い

先日、「まったく友達が出来なくて悩んでいる」という悩みに答えるnoteを見つけた。

その記事の著者によれば、
「友人ができないのはあなたが劣っているからではなく、むしろ友人になるためのハードルを高く課しすぎているからだ。
その結果、相手に相手に嫌われまいと下手に出過ぎてしまい、その緊張が相手に伝わって引かれてしまう。
本人は話題を提供したり明るく振る舞ったりと努力するが、それがかえって相手に対しても高いハードルを課しているように映ってしまい、結果的にお互いに疲弊して離れていく」とのことだった。



私にはものすごく心当たりのある話である。学生時代の私がまさにその通りだったからだ。


友人関係は対等なはずなのに、なぜか自分の方が下だと思い込んで、変にへりくだったような態度を取ってしまう。人から嫌われることが多かったばかりに、今度はまたいつ嫌われるかと常にビクビクしてしまう。


そもそも、なぜ自分が相手より下だと思い込んでしまうのだろうか。


その原因がスクールカーストである。

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