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収録動画:『新しい学びのスタイルの実践者に聞いてみよう! 』

2020年7月11日に開催した 探究メディアQ主催オンラインイベント
『新しい学びのスタイルの実践者に聞いてみよう! ホームスクーリングやハイブリッドスクーリング、やってみてどうですか?』の収録動画です。

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「あたりまえ」だった、通学も、朝の会も、授業も、放課後もなくなって4ヶ月。コロナ禍は、学びの環境にも大きな変化をもたらしましたが、同時に、新しい選択肢が選ばれる可能性が広がったことを実感しています。

探究メディア「Q」が「コロナ後の学びと生活を探究する」と題して、6月に実施したオンラインイベントでは、移住も考慮した多拠点教育の可能性や、所属する学校に通学する日程を減らす代わりに、平行して様々な学びの手法を同時に実践するハイブリッドスクーリングやホームスクーリングなど、新しい学びのスタイルの実践に、みなさんの強い関心が集まっていることを実感しました。

そこで、今回は第2弾として、多様な学びのスタイルをすでに実践しているお三方をお呼びします。保護者として、学びの当事者(子ども)として、親子として、それぞれの立場から、実践者だからこその対話が出来ればと考えています。

まずは、秋田県五城目町で、ハイブリッドスクーリングを実践している松浦真さん。小学生2人のお子さんは、地元の公立小学校に在籍しながら、ホームスクーリングや旅などを通じた学びを実践しています。五城目町の町議会議員でもあり、起業家でもある松浦さんからは、保護者目線、起業家目線、行政目線と様々な視座でのディスカッションが出来そうです。

次いで、探究メディア「Q」のスタッフでもある、田村真菜さん。実は、ご自身が12歳まで学校に行かず、ホームスクーリングで学んできた当事者でもあります。そこで、大人になったいまだからこそ分かることを含めて、ホームスクーリングの当事者としての視点や、当時の親御さんの実践方法などについて、リアリティのあるお話が聞けそうです。

そして、Qコントリビューターの赤井友美さんは、12歳の息子さんと親子で登場してくださいます。赤井さんは、息子さんの主体的な意思を尊重する形で、2年毎に学びの環境を選び直し、結果的にたくさんの学びの環境を体験したそうです。学校は一度選んだら卒業するまで通学するのが大前提と思いがちですが、主体的に選び直す、という積極的な選択はたしかに重要な視点です。保護者目線と当事者目線の両方の立場から、実体験をシェアしていただけるのは貴重な機会ですね!

スピーカープロフィール

●松浦真さん
合同会社G-experience代表
秋田県五城目町議会議員

大阪府出身。2007年にNPO法人「子ども盆栽」を設立(2012年に「cobon」へ名称変更)し、関西を中心に「こどものまち」事業やアーティストの交流事業を展開。2016年4月に2人の子どもと共に五城目町に移住し、合同会社G-experienceを設立(GはGojome, Gold, Good, Great……を内包する字)。一貫して、既存の枠組みにとらわれず未来の理想の姿を社会に実装することに主眼を置き、未来の担い手としての子どもの可能性を起点とした事業を生み出し続けている。2020年4月より、秋田県五城目町議会議員。
合同会社G-experience https://g-experience.org/

※松浦さんの活動
https://www.dochaben.jp/interviews/makoto-matsuura/
https://colocal.jp/topics/lifestyle/people/20170116_89088.html

●赤井友美 &息子さん(12歳)
子供教育創造機構理事
キンダリーインターナショナル共同創業者
株式会社4smiles 代表取締役

東京都生まれ。東京理科大学卒業後、(株)リクルート入社(現リクルートホールディングス)に新卒入社し、約12年間でIT部門、広報、人事などを経験。その途中、中学生向けキャリア教育プログラムを新規事業として起案・立ち上げを経験し、教育の世界に足を踏み入れる。その後、教育系NPO法人設立準備に参画し、初代理事に就任。2度の出産をきっかけに人材育成にますます興味が移り、2012年に一般社団法人子供教育創造機構を設立。翌年リクルートを退職し、東京都中央区に民間学童施設「キンダリーインターナショナル」を仲間と共に設立。2013年、株式会社4smilesを創業。

子供教育創造機構 http://learningcreation.org/
キンダリーインターナショナル https://kindery.net/
株式会社4smiles http://4smiles.biz/

今回は、学びの当事者である息子さんも参加してくださいました。
赤井さんには保護者の立場から、息子さんからは当事者の立場から、それぞれの体験を語っていただきますので、お楽しみに!

●田村真菜
学びを探究するメディアQ 編集チーフ

1988年東京生まれ。国際基督教大学(ICU)卒。12歳まで義務教育・集団教育を受けずにホームスクーリングで学ぶ。2008年、国内大手ポータルサイトのニュース編集者を経て、(一社)日本ジャーナリスト教育センター立ち上げを担う。2011年より社会起業家育成を行うNPO法人ETIC.に参画し、メディア立ち上げ・広報・経営管理等を担当。2015年に独立し、様々なソーシャルプロジェクトのメディア立ち上げやPR、コンサルティングに従事。被虐待経験者でもあり、虐待予防や母親支援、養子縁組など「いのちと尊厳をどう社会で支えるか」についても発信を行う。著書に、自身の体験をもとにした私小説「家出ファミリー」(晶文社・2017年)。1児の母。

●炭谷俊樹
神戸情報大学院大学学長 ラーンネット・グローバルスクール代表
学びを探究するメディア「Q」責任編集

1960年神戸市生まれ。マッキンゼーにて10年間日本企業及び北欧企業のコンサルティングに携わる。新人コンサルタント採用・研修の責任者も担当。マッキンゼーの北欧事務所勤務時代に、デンマークの社会や教育に感銘したことがきっかけとなり、阪神・淡路大震災後の1996年、神戸で子どもの個性を活かす「ラーンネット・グローバルスクール」を開校。1997年、大前研一氏とともに企業のビジネスリーダー育成事業を創業、2005年よりビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科教授(2010年より客員教授)。2010年に神戸情報大学院大学学長に就任。3歳の幼児から企業のエグゼクティブまで幅広い年齢対象で、探究型の教育を実践している。東京大学大学院理学系研究科修士(物理学専攻)。著書に『第3の教育』(角川書店)『ゼロからはじめる社会起業』(日本能率協会マネジメントセンター)などがある。学びを探究するメディア『Q』責任編集。


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