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京都の海の見える町に移住して、「学校と地域を繋ぐコーディネーター」として活動中。人間が…

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京都の海の見える町に移住して、「学校と地域を繋ぐコーディネーター」として活動中。人間がとにかく大好きで、すぐに信頼してしまうので時々痛い目も見るが、それでもやっぱり好き。「探究」を探究することが、最近の趣味。エッセイが好き。主なジャンルは教育、高校生、大切にしている生き方。

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のんのnoteについて🍀

元々、このnoteを始めたきったけは 現在の自分の仕事についての記録を 残すためでした。 今、私は地域おこし協力隊員として とある公立高校に「日々出向」するという形をとり、働いています。 仕事の名称については配属される学校によって少しずつ異なりますが、 最近世間では 「地域コーディネーター」や 「高校魅力化コーディネーター」などという 名で呼ばれることが多いです。 学校の教員ではない人間が、学校で  どんなことをしているのか。 これについて、私の家族ですらよく 理解

    • 「あいつは間違いなくここに来る」親友の予言は現実になった〜現在に至るまでvol.2〜

      前回の記事で大学卒業間際に 進路を180度変えて、 書店員になったお話を書いたが、 今回はそこからどうして今の仕事に 行き着いたか、のお話をしようと思う。 またちょっと長くなるので、 コーディネーターの仕事以外に興味ないわ! という方は、また別の記事で お会いしましょう。仕事内容については 今後、また書きますね♪ 今しばらくお待ちくださいー🙌 ○書店員時代 〜実はここでコーディネーターの基盤を育ててもらった〜たまたまドキュメンタリー番組をみて、 惚れ込んだ書店。 そし

      • のんの生態日記🌻

        こんにちは! のんです。 いつも記事を読んでくださっている方、 本当にありがとうございます!! そして、初めましての方もお会いできて 嬉しいです!! いらっしゃいませ♪ ちょっと今更感はあるのですが、ここで 私という人間がどういう性質で、 どんなことに関心があって、 どんな風に生きてきたのか、などについて 部分的なエピソードだけではなくちゃんと 自己紹介する記事も書いておいた方が 読者の皆様に「あぁ、こういうやつが 書いてるのね」と安心していただけるのでは ないかと思い

        • 迷える子羊が運命の出会いを果たした結果、書店員になった話。〜現在に至るまで vol.1〜

          恋に落ちてしまったのかもしれません。 どうしたってあの人のことを考えてしまうのです。そのせいで一日平穏に過ごせません。一緒に過ごしたのは、たったの数時間だけであったというのに。その僅かな時間だけで、あの人は私の心を鷲掴みにしたのです。 忘れられない。また会いたい。 日に日に想いは、募っていくばかりです。こんなことになるのなら、いっそのこと知りたくなかった。もし時間を戻せるのであれば、あの時何気なくテレビをつけようとしていた過去の私のもとへ飛んで行って「今テレビをつけたら

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        • 「あいつは間違いなくここに来る」親友の予言は現実になった〜現在に至るまでvol.2〜

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        • 迷える子羊が運命の出会いを果たした結果、書店員になった話。〜現在に至るまで vol.1〜

          今日も届かない手紙をそっと抱きしめて

          これは人生のどん底から私たち家族が 復活するまでの物語。 *** 私と私の家族が背負った、 人生最大の後悔。   それは、あーちゃんの死に目に 会えなかったことである。 あーちゃんの死は突然、 何の前触れもなく訪れた。   あーちゃんとは、私が約22年間 共に暮らした祖母の愛称だ。 あーちゃんは共働きの両親に代わって、 私と妹の世話を一手に引き受けた。 よって幼いころの思い出の大半を “あーちゃん”が占めている。 朝は、あーちゃんの歌声で目が覚める。 「おっはよ、

          今日も届かない手紙をそっと抱きしめて

          "変態たち"の観察日記

          「学校の中で最も近寄りたくない場所は?」 そんな風に聞かれたとしたら、大抵の人は 「職員室」か「生徒指導室」と 答えるのではないだろうか? 例に違わず、私も学生時代最も行くのが 嫌だったのが、職員室だった。 職員室の扉を開ける瞬間って、 何であんなにも緊張するんだろうね。 自分から用事があるときは良いんだけれど、 「おい、ちょっとお前、後で職員室来いよ」 なんて、訳もわからず先生に 呼び出される時ほど恐ろしいことなんてない。 教室から職員室に向かうまでの 短い時

          "変態たち"の観察日記

          30分間の奮闘と絶望、しかしそこから救ってくれたのは……。

          人と人の繋がりが「希薄になった」と叫ばれる時代。 確かに以前、都市部で働いていた頃はとくにそのことを痛感していた。 アパートの隣の部屋に住む住人の顔も知らない。通路でスレ違えば軽い挨拶は交わすが、出ていく時間も帰ってくる時間もバラバラで住人と殆ど顔を合わせることがない。 何をしていてどんな風に生活しているのか、情報が入ってこない、閉鎖的な狭い世界で暮らしていた。 「人付き合い」 それは、面倒で煩わしさの上に成り立っている。 人は人によって傷つけられるし、 時に自分が

          30分間の奮闘と絶望、しかしそこから救ってくれたのは……。