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就活について考えること
最近、心のどこかにいつもあって、僕をモヤモヤさせることがあります。
そう、タイトルにもある通り、就活です。
3年生の6月なんて、ようやく夏インターンへの動きだしが本格化するくらいの時期です。まだまだ就活は始まったばかりのはずです(一部企業はもっと早いと思いますが)。
就活を楽しんでいる人っているのでしょうか。そういう人はなぜ楽しめるのでしょうか。
成長できるから?自分を理解できるから?自分の力を試して、競争するのが好きだから?
理由は何にせよ、就活を楽しんでいる人は本当に尊敬します。
「働いたこともないのに志望動機も何もないだろ」「せっかくの思い出を就活用のフレームワークに落とし込むのなんかムカつく」なんて考えている僕は、あまり就活に向いていないのかもしれません。
現時点で、僕が就活を好きになれない理由は、大きく二つあります。
一つ目は、あまりに多くのビジネスが就活市場に関わっていることです。
やたら一括エントリーさせてこようとしたり、やたら合同説明会に来させようとしたり、「就活早期化」を強調したり。おまけにアマギフで釣ろうとさえしてきます。
詳しいお金の流れは分かりませんが、就活自体が大きなマーケットになっていることは間違いないだろうと思います。
就活生=「同じ学年で、同じ目標を持っていて、同じ悩みや不安を持っている大人数の学生集団」だと考えると、狙いたくなる気持ちもわかるような気もしますが。
そのようなお金の匂いを感じてしまうと、無意識に拒否反応が出てしまうのです。それと同時に、一括エントリーなんかは面接練習にもなるので魅力的でもあり、余計に自分のことがわからなくなります。
二つ目は、就活を通して「競争」に勝つことはできても「成長」はしないと思うからです。
就活は、大学受験と似ている側面があると思います。「同じ学年が同じ目標に向かって、同じような努力をする」というところは、就活も大学受験も同じです。
しかし、違うところもあります。大学受験は、競争というより成長の側面が強いように思います。地道に知識を増やしていく、その成長の先に合格がある、というイメージです。
一方、就活は成長よりも競争の側面が強いです。応募した会社の中で、グループディスカッションのメンバーの中で、人よりいいパフォーマンスをすることが重要です。
良いESを書いたり、面接の対策をすることは、キャリアに直結しないように感じます。コミュ力が上がったり、競争意識を植え付けるには良いのかもしれません。
そして多くの場合、就活の競争に勝ち抜くことが成長だと言われています。しかし、個人的にはそれは幸せにつながるような本質的な成長ではないと思っています。
まだまだ未熟な僕ですが、自分の心に正直に、就活との適切な距離感を見つけていきたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします!
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