Twitterがつむぐ母と子の愛
今回は「Twitterと親子の愛」についてです。
まず以下のTwitterをお読みください。
私はこのTwitterを読んだ時、とても感動しました。
Twitterをしていてこんなに感動したことは初めてでした。
社会との繋がりが薄い母にTwitterを勧めたのは僕です。
感動したのは最初のこの言葉です。
ごく最近までは、TwitterなどのSNSは「ヴァーチャルだ!」と言われて、現実的なことよりもちょっと低い存在でした。まして高齢者にはこの考え方の人が多いのです。
ですから、この息子さんも社会的なつながりが少ない母親にTwitterを勧めることは半信半疑だったでしょう。軽い気持ちだったかもしれません。
それは、次の文章からもわかります。
最初はスマートフォンの使い方さえ分からなかった母に使い方を教え、Twitterを開設し、フォロワーを増やすように勧めました
ところが、びっくりすることが起こるのです。
母の呟きは僕のアカウントよりもいいね❤️を稼ぎます。
多くの人に愛されているんだなあと誇らしい母です。
なんと素晴らしいことでしょう!
お母さんはTwitterで社会的なつながりを持つようになり、勧めてくれた息子さんより、いいね❤️をもらえるようになったのです。最近では1回のツイートで300〜400個のいいねが付いていました。
Twitterを含むSNSはもうヴァーチャルな空間ではなくなったのです。
息子さんがお母さんに声をかける時
お母さんがキーボードを打ち、スマホを眺める時
フォロワーのみなさんがリプライする時
実はみんなが現実の現象なのであり、生身の人間の行動なのです。
ところが、このお母さんが重い病気になりました。
これからは息子さんがお母さんのアカウントを引き継いでいきます。
カズカズの息子です
カズカズは髄膜炎にかかっており、病院に救急搬送されました、病状は39℃近い高熱が現在も続いており、意識は朦朧として、会話もできないような状態です
きっと、お母さんが息子さんに託したのでしょう。しかしついには次のようにツイートするようになるのです。
そして息子さんが次のように書き込む時、胸が痛くなってしまいます。
生きるための意志の強さは
僕が一番良く知っています
戻れる、戻れる、待ってます
息子
私はこの息子さんがお母さんを思う気持ち、それはまさしく愛ですが、その深い思いがTwitterを通して、全国のみなさんに伝わって……
(これは私の感じ方なのですが)
みんなに、柔らかな温かい光がふりそそいでくれているのではないか。
と思うのです。
Twitterはひょっとしたら、現実よりも
純粋
なのかもしれません。
複雑怪奇なこの世界で、ヴァーチャルであるからこそ、すべてのものが削ぎ落とされて、純粋になれる空間……
いやいや、Twitterに限りません。
このネット社会から受ける感覚は、読む人、見る目によって変わるのでしょう。
もっと「純な心」で感じることができれば……
それは、受け取る人の心の純度に依存しているのかもしれません。
今回ご紹介したTwitterのアカウントは以下の通りです。
ぜひフォローしてみてください。よろしくお願いします。
カズカズ @karintou63
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