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中国の空港で絶対にやってはいけないこと。私はテロリストとまちがわれました。谷崎光のインサイド・アジア

日本人て、失敗することについてプレッシャー強いんだなー。

と思ったのはネットでハワイ行きに水持ち込んで重量超過料金取られた話が話題になっていたから。


円安の今時ハワイ行きやがってムカー⇒あっ、失敗してやがる。ウヒヒヒ、という、ある面、非常に日本的な話。
逆に言うといつも失敗しないようにしているんですかね? 

中国だと「国際線飛行機のトイレでパスポートをズゴッと流した」とか「海外の空港でカウンターで書類を記入中、荷物の置き引きにあった、その額が50万元(約1000万円・実話)」とか話題が豊富すぎるので、もちこみ水で重量オーバー課金ぐらいでは皆1秒後には忘れる。
そもそも中国人はそれぐらいでは本人は失敗と思ってないよ、たぶん。50万元は官僚だから国からすぐ補填されたそうだし。


海外は日本と違って空港や飛行機会社のほうもミスが多い。
一昨年、まだコロナが多少大変だったころ日本から香港経由で欧州に行った。ところが中国国際航空の職員がPCR検査の新しい基準を知らなかった(香港で降りる人はPCR検査が必要でトランジットは必要なし)。
トランジット客はけっこういたのに最初全員搭乗不可。やりとりに長時間かかり最終OKにはなったけれど、謝罪の一言もなかった。が、こういうのにいちいち怒っていたら海外では暮らせない。

また空港での盗難は、日本以外は先進国でも空港職員で組織的にやっていることが多い。預け荷物に現金いれるなんてのは盗んでくれ、と言っているのと同じ(北京に来た人で盗られた人いました。トラベルライターさんね)。

自分的に一番インパクトがあったのは、

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