中国に関わり35年の私が思う、中国はそれでもアメリカを抜く5つの具体的な理由と、日本政府がここまで愚かになった本当の原因
この記事は前回↓の続編で、今回は【グローバル・政治版】である。
現在、イギリスで開かれているG7で、”先進国” の皆様は、中国に対抗するため、一致団結をすることを誓い合った。
チャイナをこれ以上、のさばらせちゃあならねえ!
具体的には、中国様がやっている、「一帯一路」に対抗しよう、いう話である。
さすが、悪人連中は動きが早い(使いっぱの日本を除く)。
そもそも一帯一路とはなにか。
(図はこちらから:新浪財経 http://finance.sina.com.cn/wm/2017-05-19/doc-ifyfkkmc9726522.shtml)
簡単に言うなら、中国様がいう、
「シルクロードの時代は、我が国の領土&自称準領土は東南アジア一帯からヨーロッパまで続いていた。だから偉大なる中華が復興を遂げた今、(表向きは経済影響圏として)それを再現する。ついでにアフリカも追加しとく。この一帯は地中資源もいっぱいあるし、援助のふりして鉄道もつくってチャイナに運ぶんや。だいたい中国ってば大国なのに、この100年余り、世界からめっちゃバカにされててんで。許さへん! チャイナが世界NO1になるため習近平ガンバル! 」
である。
がんばる手段としては軍事力、それを支える技術力、援助力、鉄道力、インドやアフリカにスマホ売って、金は儲かる、スマホについてる動画アプリで民族の顔写真や行動も収集できるという一挙両得の情報収集力……etc、がある。
日本もだいぶお手伝いしました。自動車技術とか高速鉄道とか。
で、先進国の皆様は、
『あそこらへんは本来、俺たちの領土だった。
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