米国大統領選に思う、アメリカと中国の、日本で絶対口にされないある共通点 谷崎光のインサイド・アジアNo.67
(アメリカの州地図。どの州がどこにあるか言える?)
アメリカと中国は似ている。
そう言われると、たしかに、
1.国土が大きい。
2.人口が多い。
という共通点はすぐに思い当たるだろう。
3.その結果として、実はアメリカも中国と同じで、ニューヨークやワシントンなど都会は点でしかなく、大半がド田舎である。
ということに私が実感を持って気がついたのは、トランプの前回↓の大統領選挙での勝利である。
私は当時、(あの農協のおっさんみたいなトランプが勝つわけがない。ヒラリー一択でしょう)と思っていた。
が、ニューヨークや西海岸など都市部ではヒラリーが圧勝したものの、内陸は強力なトランプ支持。
(図はアメリカ大統領選挙 ウィキから)
あの女豹のようなわかりやすいメラニアファッションも、アメリカの田舎のおっちゃんにはキクのである。八代亜紀(古い!)が昭和のおっちゃんには支持されたように。あ、大阪市生まれのうちのオトンもファンでした。
(そういうおっちゃんがほしいのは、いわゆる洗練された女性ではない。もっとわかりやすい”女の記号”である。もしくはプレゼントの包み紙としてのファッションに身を包んだ女である。銀座ホステスの高そうな着物とか。昔の三越の包装紙にも似て、俺は高い女、抱いとるんや、みたいな。
写真は↓うふ、リボン解いて、と言いたげな(筆者のおっさん脳妄想)メラニアさんのミニワンピース)
(写真はこちらから引用 http://news.line.me/issue/oa-cosmopolitan/844db2621758)
だから中国もアメリカも、点だけで理解しようとすると失敗する。
また両国にはあまり知られていない共通点が3つあり、最期の1つはまず口にされない。
まずひとつは中国もアメリカも、
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