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潜入! コロナ再発、北京の230万人PCR検査のウラ! 本当にそんなたくさん検査できる? 全部スマホでスマートに終了、のはずが…犯罪案件も発生、なるほどなぁのトホホ顛末。月刊 谷崎光のインサイドアジア No.46



2020年6月28日追記
その後の状況は以下の通り。

①2週間前の検査から先日に至るまで、結果が本人たちにほぼ知らされていない。検査のためのウイチャットグループでは、「出張ですぐいるんだ!」の人々の阿鼻叫喚を党員がなだめる姿が散見される。
②もし陽性なら、直接すぐに連絡がいく説あり。
③問題ないのに、結果を渡さないのは、衛生部が北京市民をできるだけ、外に出したくないために上の許可を得て、採った措置とされている。
もし結果が出ても、一般に(北京を出る)証明書は発行されない。特殊事情の場合は、地元の党下部組織に行き発行してもらうことは可能。
④今回の大規模検査(特に後半)は、政府が無症状感染者の率を調べるためのものだった説が現在は有力。

大変中国らしい展開なので、皆様の中国理解のために追記いたしました。

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北京でのコロナPCR検査を見てきた。
さて、6月11日、新发地食品卸売り市場での集団感染が発表されてから、269人の患者が出た北京。
すでに日本でも報道されているが、北京市では公式発表200万人以上に及ぶ大規模な検査が行われている。
北京は2200万人都市である。もちろん全部やっているのではなく、まずはその発生の市場関係者。さらには接触した人、付近の人。連鎖発生した別の食品市場関係者。
宅配便の人、フードデリバリーの配達員、タクシーや滴滴の運転手、学校の先生、販売員などが優先して検査を受けられる。


微信で検査通知

それが一段落して、中国人の友人のマンションでも検査の通知が来た。
北京中心部で近くで患者は発生していないが、中国政府は6月19日前後から、北京を離れるときは、このPCR検査の陰性の結果を要求している。
陰性でないと切符すら買えないのである。

マンション内でもすでに内密に検査が行われていたそうで、今回は3回目。

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