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中国関係の本、たった一冊だけ読むならこれしかない! BEST1を教えます。

さて、巷にあふれる中国物の本。

まだやっているのかの『中国は崩壊する』や、現在の売れ筋『禁断の中国史』百田尚樹本。

(↓キンドル版の公開目次から)

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……。

……………。


まあ日本人も戦争で外地で食料ないとき人肉食べたというけどね。周囲海だからわりと追い詰められはしなかった。


コンテンツを売るには、


①エロ、暴力、サスペンス。
②愛、友情、希望。
③興行師がショーをしてあげる純粋なエンタメ。 
④読者(消費者)の聞きたいことを言ってあげる心なでなで系。
⑤問題解決。
⑥知識欲……

その他、いろいろ方法がありますが、これは①+④型ですね。

人の肉喰うとか拷問がエグいとか、ヨーロッパの魔女裁判や拷問見てみ。あのな、人間は世界中どこでも残酷なんや。そして崇高。でも、

今、みんな中国の悪い話を聞きたい。

昔、文春の役員(当時。後社長になりました)に、
「僕たちね。今中国の良くない話を聞くと胸がすーっとするんだよ。そういうの書いて」と言われましたが、私は残念ながらこの感覚がどうしてもつかめない。わからない。

日本人は問題解決より、

慰め

がわりと好き。

あと、

見下しコンテンツ

も非常に好き。



つまり日本人はなんかいろいろ非常にガマンしている人々なんですね。



ー私、ガマンしてないから(上から目線)。



まあええわ。

しかし人生は短い。
慰め本は効果が短いんですね。化学調味料満載系のラーメンの汁と同じで喉が乾いてすぐ次の慰めが欲しくなる。
出版社はコスパいいですが、読者としてはイマイチ。

中国物でもし一冊だけ読むなら、これだけでいいです。
これに全部詰まってます。
読んで何年たっても古くならない。
読んで何年たっても使える。
ビジネスにも、中国人との恋にも、現地での暮らしにも有効。

はい、その本とは、

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谷崎光のインサイド・アジア

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