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コラム「自分癒しDAY」

このところ、娘の反抗期に疲れ切っていたので、土曜日の朝は、仙台市民の癒しの公園、錦町公園で「PARK yoga(パークヨガ)」に参加した。

オンラインでは月曜日から木曜日まで朝にyogaをしていて、スタジオでは何度かリアルのyogaに参加してきたが、屋外は初めて!

公園に着くと、先生に声をかけて、一緒に参加した友達に声をかけて、ヨガマットを草むらに敷いてみる。

寝そべる。今朝の空は、青く飛行機が、煙を出しながら飛んで行くのが見えた。

6月に暑くなり始めた時、まだ蝉は鳴いていなかったのに、今日は蝉が鳴いていた。きっと土から出てきたのだろう。

「ジリジリ」

と切ない声がして、ふと見ると鳥が蝉を咥えて飛んでいった。何年も土の中で待ち、やっと成熟し、さあ、一生懸命鳴くぞ、そんなところで鳥に捕まったのかもしれないと思った。

だがその一方で、寝たまま右側を見ると、シロツメクサにミツバチが優しく近づいてきて、蜜を吸ったり、左側を見れば小さな蝶が近づいてくる。

気がつくと、わたしの手にも土がついていた。

今日感じた、自然は、蝉の不条理があって、だがその周囲では何事もなくミツバチも蝶も、空もいつも通りだ。蝉を捕獲した鳥も悪くない。だから、生きることも、何の答えもないのだ。

ただ、感じることが真実だ。

ヨガをしていると、人も自然界の一部なんだと感じる。パークヨガはもっと自然との一体感があった。

何があっても、自然の中には真実しかない。

今目の前にあるのが、真実。

けど、厳しいから、その美しさに癒されるんだ、そう思う。

今日の私は、自然の中の一部だと自覚した。

どんなに横道に逸れたりしても、人間は自然に戻るとホッとする。

私は戻ってくるまで時間がかかったけど、やっぱり自然に戯れてたい。

また今から、温泉という、自然の産物の恩恵を受けに出かける。

今日は自分を癒す日だ。

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