僕はもうダメだと思った

今日は、友人と4人で遊びに出た。
N君、M君、J君と僕の4人だ。
J君の発案でスライダーのある公園に行くということだった。
途中、母校で辞任式があったということで母校に寄った。

目の前にできたドラッグストアモリに車を止めて。店に入ってジュースを買った。「高校の目の前にコンドームやらオナホールが充実しているのはいかがなものか」と成人男性4人で話をした。こういう時間がいいなぁと思う。ちなみに、J君はバタフライのコンドームを愛用しており彼女がいる時は定期購入していた。別れてから購入停止するのを忘れていたバタフライが届いたというエピソードには涙を禁じ得ない。

店を出てJ君の弟が出水高校生であるので、弟に会って見たいなって話をしていたら校門から丁度出てきて腹を抱えて笑った。

弟に道案内させてはじめにH先生にあった。先生を見つけたらすぐにそそくさと弟は帰った。
先生とどんな話をしたかはよく覚えていない。M君が編入したこととN君が就職したことがメインだったのは覚えている。僕の話はほぼなかった。何もしていないから当然だが俺が1番面白いからな?俺を叩いた方がほこりがたくさん出るぞ?と内心強気でいた。

そんな話の最中に校門でカップルが手を振って別れているのが見えた。女がバイクに乗ってその後ろで男が手を振っていた。そのような場面を見ると私はお腹が痛くなる。この時、僕はもうダメだと思った。

その後、K先生やらなんやら会ったけど特に覚えていない。なんか僕がかけていた眼鏡をイジられたのだけは覚えている。100言い返しても良かったが大学四年生になってまでそんなことしてたらお終いなので余裕で我慢した。余裕で。

母校を後にしてからは平凡な日常だった。目的の公園にいって駐車料金が高かったため、砂浜に変更した。ここでは、別に特筆するようなことはしなかった。

砂浜帰りの車の中でM君に「最後に枕を交わしたのはいつか?」ということを聞いたら「半年前」という答えが返ってきた。おかしい。こいつが彼女と別れたのは約1年前だ。風俗にでも行ったのだろうかと思い詳しく聞くと、東京に行った時、某大学の1年生とone night loveしたという。私は腹わたが煮えくり返っていた。しかもムカつくことにこいつは、然もありなんといった口調で淡々とそのことを話して行くのだ。僕なら自慢気に全力で話す。まだその方が可愛げがあるというものだ。僕はここでももうダメだと思ったけれど、夕日が綺麗だったので踏ん張れた。 J君越しで少々眺めは悪かったけれど。

夕食はお好み焼きを食べた。
お好み焼き。うまい。

ダメだと思っても綺麗な夕日と美味しいご飯1つで立ち直れる。

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