見出し画像

育つ本

8年前、初めての著書「1000%の建築」が出版された。
はじめての著書は、きっと誰もが気合いが入るだろうけど、僕も例に漏れることなく気合い満点だった。

僕がデザインに興味を持つきっかけとなった、漫画ツルモク独身寮の作者、窪之内栄策さんに漫画を書き起こして貰っての対談に始まり、透明について書いたページは、透明インクで印刷をかけ、紙のあつみは最初のへんのページは薄い紙をつかい、後半に進むにつれて紙が厚くなるように製本を行い、薄っぺらい人間が厚みを増していく様子を本に込めたり、まだまだあるんだけど、とにかく考えに考えて本にエネルギーを注ぎ込んで出来た本だった。

1000%の建築

ここから先は

1,462字 / 2画像
設計を生かした不動産活用のコツ、お金や税金、相続対策、保険、株、資産運用などもふくめ、今を生き抜くための知見を惜しみなく書いています。 こんなことを書いて欲しいとリクエスト頂いたら、その事について書きます!

月刊 谷尻誠

¥1,000 / 月

建築家(suppose design office 代表)、起業家。 tecture、絶景不動産、TECTURE、DAICHI、Yado …

公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。