YUKI // 難病と共に、自分らしく生きるエッセイ

2021年のある日突然、紫斑性病腎炎(指定難病)発症。10歳の子供と2人暮らし(夫単身…

YUKI // 難病と共に、自分らしく生きるエッセイ

2021年のある日突然、紫斑性病腎炎(指定難病)発症。10歳の子供と2人暮らし(夫単身赴任)。治癒方法が見つからず入退院を繰り返しながら、治療・育児と仕事(ダブルケア)に取り組んでいます。 ライフワークでは、自らの幼少期の経験から児童虐待防止活動「ゼロ会議in四国」を主催。

最近の記事

難病と共に、自分らしく生きるとは🤔

発症は突然に 2021年の2月、それは突然に現れました。 手足に小さな紫斑が・・・。 その後の検査結果で、紫斑性病腎炎(指定難病)と診断され、10万人に数人という珍しい病気であることが判明しました。 なぜその病気になるのか、また治癒方法も確立されていないため、その後の治療方針も手探り状態です。 でも、幸いにも、たちまち命に関わる状態はなく、年に数回、入院して点滴治療を受ける以外は、日々の投薬治療のみで、ドクターを信頼し、また自分にできる最善に取り組みながら寛解を目指してい

    • 周りへの温かな言葉がけ

      連日、身近な友人にはじまり、初めましての経営者の方まで、県内だけでなく他県からも相談が入ります。 休業や休職に関することや雇用調整助成金などの助成金は勿論、育児と仕事の両立、心や経済面の不安など・・・ 特に、個人事業主やフリーランスで仕事をされている方からの相談は多く、本当に困られている方が少しでも安心できるように、関係機関や団体を紹介したり情報提供していますが、たちまち解決できない悩みも多いのが現状です。 そんな時、「聴いてもらって救われた」と言っていただけることも多

      • 「あなたは、変わってるね」

        物心がついた頃から、いろんな人に「変わってるね」と言われました。 自分では当たり前と思っている言動が、周りの人からみると変わっている言動のようで。 自分では何が人と違うのか、何が変わっているのか、さっぱり分からず苦しみました。中学時代は、無理をして周りに合わせてみたり、出来る限り空気を読もうとして大人しくしたり・・・。この頃は「どうしたら周りに合わせられるのか」ばかりを考えて、生きずらさを感じていました。 なぜ、変わっていると言われたのか?今なら理由がわかります。私自身

        • 生産性の向上にアンガーマネジメント技術を取り入れる

          先週、国の行政機関で「生産性向上のための心構えについて」をテーマにアンガーマネジメントをお伝えしました。 「生産性の向上」に、アンガーマネジメントをどう活かすの? と思うかたも多いと思いますが、数年前から「働き方改革取組み支援」を、働き方改革コンサルタントとして支援業務に関わる中で、アンガーマネジメントの技術は大いに生かせると感じています。 そもそも生産性とは?企業は限られた経営資源(ヒト・カネ・モノ)を効果的に投入して、最大の利益を上げることを求められています。 生

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          「ただただ我慢する」ということ

          中学校、小学校や保育園、幼稚園で保護者向けにアンガーマネジメント講演の登壇が続いています。先週も、連日の登壇が続き3校でお伝えしました。 私も18歳と7歳の親なので、等身大でいろいろな例をお伝えしながら「子育てに活かせるアンガーマネジメント」をお伝えしています。 以前、講演終了後、シングルマザーのお母さんから相談を受けました。 「転職をした会社で、先輩から毎日いやがらせや叱責を受けている。子供のためにも続けていきたいけど、どう気持ちをコントロールしたらよいでしょうか?」

          「ただただ我慢する」ということ

          大切な人リスト作成のススメ

          もっと「大切な人」を大切にできたら・・・と思っています。 そこで先日、私にとって大切な人のリストを書き出してみました。 「見える化」をしたら、もっと行動が伴うのでは?と思ったからです。 相手が自分をどう思っているか、は関係ない 私がこのリストを作成する際、大切な人かそうではないのか、の境界線にあるのは「信じ続けたい人かどうか」でした。 ポイントは、「相手が自分を大切にしてくれる=大切な人」ではなくて。 正直なところ、相手が私を本当はどう思っているのか、なんてわから

          女性のサンタクロースがやってきた!

          自分にとっての「常識」が、他人には「非常識」になることもある 仕事柄、よく人間関係(コミュニケーション)に関するトラブルや相談を受けます。 私は、より良い人間関係を築くためには、 自分にとっての「常識」が、他人には「非常識」になることもある という視点って、とても大切だと思っています。 「自分の価値観がすべて正しい」 ・〇〇〇であるべき! ・〇〇〇するのが当たり前 ・〇〇〇の時は事前に連絡するのが常識 例えば悪意なく、私達は知らない間にこんな風に感じたり考える

          女性のサンタクロースがやってきた!

          ~プロフィール~

          大阪生まれの大阪育ち。再婚を機に8年前から香川県在住。 夫は全国転勤の仕事で単身赴任中。18歳と7歳の子供と暮らしています。 略歴大学は「美学美術史学科」という学科で、「美とは何か?」というカントやヘーゲルの哲学を学んでいました。 美術館巡りが好きで、世界の美術館を巡りたいと思い、朝、昼、晩3つのバイトを掛け持ちしてお金を貯め、貯まれば海外旅行を繰り返す学生生活でを経て、卒業後は旅行会社へ入社。 20代後半には、カリブ海にあるバハマ諸島で現地ガイド業にも携わりました。

          私がアンガーマネジメントを伝える理由

          2020年、あけましておめでとうございます。 2019年、「アンガーマネジメントを伝える活動」では124回の登壇機会をいただきました。ライフワークとして取り組んでいるアンガーマネジメントを伝える活動。 ・行政書士会や社労士会等 ・気象台や矯正管区などの行政機関 ・県や市、PTA主催の再就職支援や子育て支援団体主催の保護者向け ・保育園児や小学生などの子供達(キッズ向け)向け ・民間企業で「ダイバーシティー(多様性)」や「働き方改革支援」「ハラスメント防止」のテーマにて 等

          私がアンガーマネジメントを伝える理由