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私がイベントをやる理由

今週はイベントが盛りだくさんだ。

水曜日はレギュラーのフリーコーヒーが「フリーコーヒー&フリーかき氷」になり、さらにフリーかき氷は生マンゴーと井村屋のこだわりの氷みつ(抹茶、梨、いちご、マンゴー)が用意されている。さらに、氷屋さんの氷も、鹿児島で一番高いところのを用意したので、全部合わせると1万円以上かかっている。ちなみに、料金は無料だ。

どうして私が無料で何やかんやをするのかは、長くなるのでこちらとかこちらとかを読んでいただきたいのですが、簡単に言うと「普通そうな顔をしてそこを歩いている人も実は何かに困っている人かもしれず、困っている人からはお金を取りたくない」という、あれ、意外と簡単に短く書けてしまった。

でまあ、同じく水曜日は「伴走型支援者養成講座」が昼と夜の2回。
こちらも無料。
土曜日はこちらもレギュラーの「ひだまりカフェ」。無料。
そして日曜日が「そうめん流し大会2020」、無料。
さすがに今週は多すぎたと思うんだけど、鹿児島はちょうど梅雨も明けたし(意味不明)。

こんだけイベントをやっているのですが、私はイベント屋さんでもイベンターでもない。そもそも収益を得ようとしていないし。

私は、困っている人と一緒に困りごとを考えるNPO法人の代表で、支援者でカウンセラーで学習支援者だ。だから、苦しんでいる人や困っている人や、自殺を考えている人や、行くところが無くて困っている人や、長い間、家や部屋から出ることができない人のお話を聴かせていただくことも多い。

そんな時に、「この世の中が、もっと楽しくて配慮があって、お金が無くても過ごすことができて、怖い人やマウントを取ろうとする人がおらず、食べ物や飲み物があって、みんなが笑っていて、いろんな人がいて、それぞれが好きなことをやっていい、そんな世界だったら、もっとこの人たちは楽に、楽しく生きることができるんじゃないか」と思うことがある。

「そんな世界、無理だよ」と人は言うかもしれない。
やったことも無いのに無理だって言うなよ、と思う。

「生きるのが苦しい、生きるのがつらい」っていうのは、「今のこの世の中で生きるのが苦しい、この世の中で生きるのがつらい」ってことだと思う。
「自分を変える」という方法もある。でもそれができなくて苦しんでいる人もたくさんいる。

だったら、この世の中を変えればいいんじゃないかと思う。
もっと楽しくて、生きやすくて、「明日もこの世界を見てみたいな」と思えるような世界に。

「I'm the believer. You are the dreamer.
信じたものたちを
I wanna hold you. I wanna tell you.
すべて 覚えていて」

『人形たちの長い午睡』ZABADAK



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