見出し画像

「作家の収支」を読んで驚愕

私は読書が好きで、常に読みたい本が手元にあります。

殆どは図書館で借りてます。

図書館の貸し出し記録によると、先月は、10冊くらい読んだよう。

読むのはとっても、遅いです!

さて、先日読んだ、「作家の収支」、すごく面白かった!!

作家の収支


個人的に面白かった点をいくつか。

  • 1時間6,000文字かける、スゴイ

  • 1冊も売れなくても、印税もらえる、スゴイ

  • ミリオンセラーはないけど、総収入15億円、スゴイ

  • 作家は最初から収入を得る為の仕事と捉えてる、スゴイ

  • 自分の好きなものを知っている、うん、それに尽きる

正直、この本は、他に読んでいる本の中で紹介されていて、

面白そうだと思って、図書館の予約リストに入れた本で、

「森博嗣 もりひろし」さんという小説家さん、知らなかったー!!

・1時間6,000文字かける、スゴイ

自分と比較するな!って感じだけど、私、このnoteの1,000文字くらいを書く

だけでも、1時間くらい掛かってます(笑)。

森博嗣さんは、1時間6,000文字も書けるなんて、スゴイーー!!

19年間で280冊、本を出したそうです。

・1冊も売れなくても、印税もらえる、スゴイ

この本は、2015年に出版された本なので、2022年現在は分かりませんが、

印税っていうのは、本は印刷された時に、冊数×印税率(大体10%)が、

貰えるらしいです!!

例えば、1冊1,000円の本×10,000部×印税率10%=100万円が、

作家の印税として、売れても売れなくても、支払われるそう。

私は、勝手な妄想で、売れた分だけ収入になるのかと思ってました。

ちなみに、森博嗣さんも、「小説家になって一番驚いた点だった。」

と書かれていました。

作家と出版社との契約によるみたいだけど、そんな仕組みなのねー。

・ミリオンセラーはないけど、総収入15億円、スゴイ

森博嗣さんの小説で、一番売れたデビュー作、

「すべてがFになる」でさえ、累計78万部だそうです。

なので、100万部のミリオンセラーはないそうです。

でも、総発行部数は、1,400万部で、総収入15億だそう。

裏表紙にわかりやすく書いてた(笑)。

それもこれも、全ては「多作」であったからだそうで。

ミリオンセラーがなくても、年収1億くらい、をずーっと保たれてたみたい。

年収1,000万じゃなくて、1億!!

でもでも、所得税率45%だそうだから、めちゃくちゃ日本の税金を

支えてくれているのですね。

税金を納めること=社会に貢献しているという、お考えがあるので、

法人化による節税などは、興味がないそうです。


・作家は最初から収入を得る為の仕事と捉えてる、スゴイ

これが、個人的には一番びっくりしたことかも。

小説なんて、「好き」じゃないと書けないと思ってるんだけど、

最初から、趣味に使う費用を得る為の仕事(バイト)にしようと、

小説を書き始めたそうです。それで、書けるの、スゴイな!!

・自分の好きなものを知っている、うん、それに尽きる

そして、最後のココ、めちゃくちゃ共感しました。

森博嗣さんの趣味は、「機関車を作って、自分の庭を走ること」のようですが、

今では、1日の殆どを庭遊びをされているそうです。

そして、1日1時間程は、作家活動を細々と続けているそうで。

「自分の好きなものを知っている」から、自分の好きな暮らしを実践されていて、

とても、いいなと思いました。

年収1億とか、中々手放せないよね(笑)。

でも、自ら引退を決めて、自分の人生の舵を切っている姿を見れて、

良い本読んだなー!と思いました。

私も、周りからどう見えても、自分の好きなことに、自分の時間を使える幸せを

感じながら、日々暮らして行くぞー!

最後まで、お読みくださり有難うございます!

誰かのお役に立てれば、嬉しいです。

フォローやスキ、いただけると幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?